2020年5月13日水曜日

日本、コロナ抑えちゃったかも

 5月13日、東京の新規感染者は10人を切った。オーバーシュートが起きる前に、日本はコロナを抑えてしまった。安倍晋三も加藤厚労大臣ごときの成果ではないことは間違いないが、あんまり偏差値が高そうでない自治医大出身の尾見氏や東北大の押谷氏などの指揮が効果を発揮したとしか言いようがない。誰がなんといおうと、感染者1万6000、死者700というのは驚くべき数字だ。死者8万のアメリカなんぞ、人の命をなんと考えていると思う。もっとも、これには恐るべきドライな理由があると思うけど、それはまたいずれ。

 ところで、この日本の現状を、テレビによく登場する「専門家」のお渋谷健司英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO事務局長上級顧問はいかがお考えか、お答えを聞きたいものだ。この偉い先生は「日本は手遅れ」とあちこちで言いふらしてた。やっぱどうして自分の予測が外れたのか、学者ならきちんと言わないと、出てきちゃダメでしょ。

 この先生、先日、ウィキペディアを見ていると、小和田雅子皇后の妹の元旦那。離婚のとき、ホントかどうかは知らないけど、ひどいことをやったみたいだけど。ま、そこは男と女のことでどっち悪いかなんて言うつもりはさらさらないけどね。

 ついでに出身を見てると、東京学芸大付属、東大理3という、日本で一番、偏差値が高い大学の出身。そういえば、コロナをめぐってホント、東大の名前が出てこない。やっぱ東大医学部っていびつな人間の集団なのかもね。



2020年5月9日土曜日

日本は感染爆発、起きるんじゃなかったの?

 コロナ禍でテレビによく出てくる「専門家」に渋谷健司英国キングス・カレッジ・ロンドン教授、WHO事務局長上級顧問という人物がいる。日本政府が緊急事態宣言を出した際、「効果薄い。対策強化なしでは死者は数十万人にも」と警告したお方だ。

 「日本の現状は手遅れに近い。日本政府は都市封鎖(ロックダウン)は不要と言っていますが、それで「80%の接触減」は不可能です。死者も増えるでしょう」などとインタビューで答えていた。

警告は大外れ

さて、5月8日現在、日本がそんな状態になってないのは、ご存じの通り。7,8の両日、全国の新規感染者数は100人を切った。PCR検査の少なさの問題もあって、この数にどれだけ意味があるかはともかく、同じ様な状態で4月前半には700人もの新規感染者がいたのだから、減っていることは間違いないだろう。

 WHO事務局長上級顧問ってどれほどのものか知らないが、まあ、警告は大外れと言っていいだろう。日本がなぜそうなっていないのか、学者として説明しない限り、テレビには恥ずかしくて出られないと思うのだが、8日のミヤネヤに出てきて、何事もなかったようにお話になった。

今後は超過死亡者


 そこでいきなり言い出したのが超過死亡数。細かい説明はしないが、インフルエンザの流行のレベルを比較するのによく使われる数字だ。渋谷先生、正確な数字を発表しろと言い出した。この2~4月、死亡者の数が統計的に予想された数より多くなっていないか、多くなっていたら、それはコロナによる死亡ではないかという指摘だ。PCR検査数が世界に比べて格段に少ない日本では、コロナ死が見逃されているとでもいいたいようだ。

 政府側の肩を持つわけではないが、日本の場合、肺炎などが見られた死者に対し、PCRでコロナの有無を調べていると報道されている。8日現在、600人という先進国で最も少ないレベルの死者数は、それほど間違ってはいないだろう。倍にしても1200人。2万人以上の死者を出している英国、イタリア、フランスとは比べるべくもなく、対策のどこがすごいのかよく分からないけど、評価が高いドイツの5分の1にすぎない。

 とすれば超過死亡数だの言っても「死者は数十万人」という警告とは、とんでもない差がある。ミヤネヤは、この意味がよく分かっていないようで、さらっと流してしまった。 学者さんって、これでいいのかな。間違ったことを言って、訂正も説明もしないって、よく分からない。