2018年6月30日土曜日

丸紅は1000円QUOカード 株主総会、今年もお土産付き

 前日に引き続き株主総会周りで、第2弾は商社の丸紅です。お土産廃止の風潮強まる中、株主総会の招集通知に三井物産同様「お土産廃止」の言葉が見つからなかったことが参加の決め手になりました。最初に報告しておくと、お土産は1000円のQUOカードでした。

もう20年かな、株主になって


 この会社の株のつきあいは長いです。商社や生損保などがぼろぼろになっていた1990年代後半、まだ1000株単位だったころ、200円を切りそうなほど安くなっていたのに目をつけ、将来の値上がりを期待したのです。しばらくは無配だったし、いつまでたっても上がらない時期もあったけど、2006年頃には1200円ぐらいまでなった記憶があります。その後、株価は一進一退ですが、34円となかなかの高配当(利回り4%超です)。こんなものかと持ち続けています。


大手町駅から結構、近い


 前日の三井物産では1分オーバーのため駐車場で料金を払うというミスを犯しましたが、今回は慎重に下調べ。都営三田線大手町駅から13b出口に向かえば、かなり効率的に会場のパレスホテルに着けることが分かりました。この日は会社に出勤する予定なので、あまり時間の無駄はしたくありません。
 うまく東急目黒線-都営三田線の急行に乗れ、10時20分ぐらいには大手町駅到着。久々に大手町に降りて分かったのですが、地下道がかなり整備されていて、スムーズにパレスホテルに到着できました。分かれ道に道案内のプラカードを持っている人が立っています。

受付の時にお土産手渡し


 10時半ごろにはホテルに着き、4階の第2会場にエスカレーターで上がります。受付で議決権行使書を提出すると、会場に入るカードがついたネックストラップと記念品と書かれた白い封筒が渡されました。あと、会場入り口手前には「富士山麓のおいしい天然水」のペットボトルが「ご自由にお取りください」でした。

滞在時間は2、3分、いるだけ時間の無駄


 総会の席には一瞬だけ着きましたけど、ぐいっと水を飲んですぐに出ました。普通に業務を遂行している会社のあれこれを聞いても時間の無駄になるだけ。頑張って株価を上げて、配当も増やしてというほかありません。かつて、大企業に勤めていた身としては、ど素人の意見ほどうっとうしいものはないですし、「物言う株主」になれるほど勉強したくもありません。しかし、総会におとなしく座っている皆さん、トランプの戯れ言で一瞬にして株価が上下する昨今、聞くほどの意味はないような気がしますわ。銭もうけのネタはお土産ぐらいでしょう。

 帰りはJR東京駅まで地下道を歩きました。そこで山手線に乗り換えて出勤します。地上だとすごく遠く感じたけど、パレスホテルからはすぐなんですね。お土産は「とがった丸になれ丸紅」と書かれたQUOカードでした。来年もお土産やめないでね、丸紅さん。

2018年6月28日木曜日

映画ロケで元気の広島県呉市 今度は「孤狼の血」マップ

 先日、JR広島駅の観光案内所を訪れた際、映画のロケ地マップはありますか?と聞いてみた。頭の中は、呉市などで全編ロケが行われたという「孤狼の血」のことを考えていたのだが、とっさに題名が出てこない。ところが、係の人は「どちらの方ですか?」と聞いてきた。「えーっとやくざ映画の・・・」と言った後、「もう一つって?」と聞くと、一昨年末から大ヒットした「この世界の片隅に」のことだった。


新しい「この世界の片隅に」マップも登場

 「孤狼の血」マップをもらった後、「この世界の片隅に」もくださいと言うと、ずいぶん立派なマップが出てきた。昨年、銀座の広島県アンテナショップでゲットしたのが、はるかに立派で本格的な呉市の観光マップになっていた。
 期せずして大ヒットした呉市が舞台の映画。呉市側もイケイケになっているに違いない。「聖地巡礼」組がヒロインすずさんの嫁ぎ先周辺をうろうろして迷惑みたいな声もあったが、それも乗り越えたようだ。

灰が峰山頂で役所、松坂、江口そろい踏み

 「孤狼の血」マップは「この世界の片隅に」初期のタイプと同じ感じ。●A3判を二つ折りにしたもので、呉市と広島市、それぞれの映画のシーンとともにロケ地が示されている。役所広司、松坂桃李、江口洋介の3人が並ぶシーン。呉市内が一望できる灰が峰山頂の展望台で撮られたようだが、外国映画のような趣がある。もっとも多くはごちゃごちゃした飲み屋街が出てくることが多いので、正直あまり印象はない。呉だけでなく、広島市の飲み屋街もあちこちでロケが行われているようだ。


純喫茶ぶらじるの階段横 コインランドリーも実在

 そんな中で、真木よう子が役所広司と組んで、やくざを陥れるために話をする喫茶店は「純喫茶ぶらじる」。映画は階段横という分かりやすいところで撮られており、出かけて同じ席に座ってみたら面白そうだ。松坂が阿部淳子に手当てをしてもらう薬局、2人が偶然出会うコインランドリーも実在していた。
 観光案内所によると、ゲットしたロケ地マップは第2弾で、1つ前のバージョンがあったらしい。こういうものは、作られているうちに洗練されていくから、新しい方が役立つ予感がする。

大量に持ち帰る不届き者も

 ところで、ネットでロケ地マップのことを調べると「※お一人の方が大量にマップを持って帰られるということで、「手渡し」と記載しているところは、受付にて声をかけて下さい」というような表記を見つけた。もしかして、そのうちプレミアがついて売ろうとでも、思っているのかしら。感じとしては、そこまでの大ヒットは望めないと思うけどね。
 広島を離れる際、広島駅で前から歩いてきた男性が両手に持っているものを見たら、「孤狼の血」「この世界の片隅に」のロケ地マップ。知っている人は知っているのねえ。

2018年6月27日水曜日

カイガラムシは消えたけど 枯れ木みたいなミカンの木

 カイガラムシに侵された夏みかんの救出作戦を始めて4カ月。カイガラムシの姿は見えなくなった。しかし、ミカンの木に新たな枝や葉の成長は見られず、まるで枯れ木のようになってしまった。例年なら、春から初夏にかけてあっという間に新しい葉が出てくるはずだった。300個以上の収穫があったあの頃の隆盛を取り戻すことができるのか。


侵された枝をせん定


 昨年6月、よく分からないまま農薬をかけたり、幹に巣くったカイガラムシをこそげ取ったりしたが、みじんも効果はなく、年明けの収穫期には木全体がカイガラムシに覆われるようになっていた。
 そこで始めた作戦のポイントは2つ。1つはカイガラムシに汚染された枝葉幹を切り落とし、マシン油製剤を噴霧することだった。まず2月、シルバー人材センターに依頼し、枝をせん定した。切り落とした枝を見ると、カイガラムシが存在しない枝などまったくないほどのひどさ。すす病という、カイガラムシが起点になって発生するみかんの実を真っ黒にするに病気のために、きれいな実はほとんどなく、収穫量も50個ほどしかなかった。

マシン油噴霧で姿消える


 2つめのポイントは、ほぼカイガラムシに侵された枝がなくなったところで、マシン油製剤の噴霧だった。農薬の一種ではあるが、文字通りマシン油を製剤化したもので、カイガラムシを窒息死させるようなもので、農薬的な怖さは感じない。指示通り薄めて、まんべんなく噴霧した。ちなみに噴霧器は手押し式の600円ほどのやつだ。

 せん定を行ったのは2月で、直ちにマシン油を噴霧。4月に訪れたとき(ミカンの木は遠い実家にある)少しカイガラムシがいるのを見て、連日噴霧した。その結果、6月初旬、カイガラムシが本格的に増殖し始めるシーズンにもかかわらず、あの気色悪い白いつぶつぶを見ることはなかった。

6月になっても枝は伸びず 復活を願うのみ


 だが、しかーしである。ミカンの木は枝も伸びていなければ、葉っぱもほとんどないのだ。例年であれば、6月になれば枝が伸び、うっとうしいほど多くの葉っぱに覆われるのが、枝の先にぽつぽつと葉が見えるだけ。これで、実がなるのだろうか。正直、絶望的に思える。

 ただふと思う。強烈な抗がん剤治療を受けた私の体は髪の毛どころか鼻毛まで抜け、白血球はゼロとなり、血小板、赤血球はともに生きるためのギリギリの数値まで落ちた。それでも、治療を終えてしばらくすると、いずれも元の戻った。がんが消えた上で。
 ミカンもそうなってくれないか。カイガラムシというがんを根絶やしにし、また元気な姿を見せてほしい。もちろん300個ものきれいな実をつけたあのころのように。

2018年6月22日金曜日

今年もお土産付き、2018三井物産の株主総会

紅茶と砂糖のセットでした


 6月22日にあった三井物産の株主総会に出かけました。会場のグランドプリンスホテル新高輪「国際館パミール」例年とおなじみの光景。ちょっと遅めに到着したせいか、どことなく参加者が少な目に感じました。株主総会のおみやげ廃止の風潮を受けて参加者が減っているのかも。お土産はオーリエンス(初めて聞く名前)の紅茶とスローカロリーシュガーのセット。風潮に抗してお土産を続けた三井物産はえらい。配当は高いし文句なしです。当面は株主を続けます。でも、もうちょっと株価上げてね。


お土産の白い袋


 午前11時前、わが愛車プジョーで桜田通り(国道1号)の高輪台交番前を左折、狭い通りから会場へと向かいます。都営浅草線の高輪台駅から会場に向かう人の列。逆に駅に向かう人はみんな白い袋を持っていて、株主総会帰りと一目で分かります。
 国際館パミールの地下駐車場にさっさと車を止め会場へ。株主総会に出るのは今年で3年連続。かなり慣れてきました。エレベーターで1階に上がると、社員の指示に従って受付に向かいます。議決権行使書を渡すと、ネックストラップを受け取り、エスカレーターで2階へ。といっても、目的は会場ではなく飲み物コーナーです。アイスコーヒーにジュース、ウーロン茶が用意されており、皆さん立ち飲みです。


記念100円配当を要求する株主


 毎年思うけど、高齢者の多いこと、というかジジババばかりです。平日午前中だから、働いている人は来れませんわな。株主総会って世界的にはどうなんでしょうね。総会屋が仕切るという異様な世界を通ってきた日本の姿ってどうなのかしら。
 アイスコーヒーを飲み干すともう用はありません。お土産もらって帰ろうと、ふとモニターテレビを見ると、「来年は100周年だそうだけど、記念100円配当はどうですか。この場で約束して」と例によって金の亡者らしい質問が出てました。もちろん、社長さんは「約束できません」って言っていたけど。

その日のうちに2300円でメルカリ出品


 時間がもったいないので、出口でストラップを返し、お土産をもらいます。例の白い袋です。20組ぐらいテーブルとソファが置いてある場所がありますが、お土産を開く株主で満席です。中には中身を抜き取った空箱を10個ほどをテーブルに放置する人もいました。株主という人種はちょっと「残念」かな。金儲けに関して合理的すぎるというか。ちなみにその日のうちにメルカリに2300円で出品されていました。

新商品オーリエンス


 説明書によると、オーリエンスは三井農林の新商品で「ダージリンスプレンダー」、「オリエンタルクイーン」のティーバッグ各12個ずつが入ってました。1箱400-500円ぐらいの商品です。スローカロリーシュガーは300グラム入りで500円ぐらい。ゆっくり消化吸収される体に優しい砂糖だそうです。

駐車場無料時間を1分オーバー


 ここで大きなミスを犯しました。駐車場で事前精算機に駐車券を入れたら500円。あれ?30分以内なら無料のはずと思って、管理する会社に電話したら「無料は20分以内です」。がーん、往復1000円以上交通費がかかるので節約のためマイカーで来たのに、駐車場代がかかったのなら意味ありません。駐車券を見ると21分。あんなつまらない総会のやりとり、聞かなきゃよかった。帰りは高速道路の使わず、一般道路で帰りました。
 

2018年6月17日日曜日

ダイフク株価、あの勢いどこへ 下げ止まらず4000円台目前

 物流システムの世界的メーカー「ダイフク」の株価が下げ止まらない。6月11日(月)からの週では、5600円台が15日には一時、年初来安値の5100円台まで下がり、4000円台の声も出始めた。1月19日には上場来高値の8010円だった株価の40%近い下落に、ネット上のやりとりはほとんど悲鳴だ。

好業績は変わらず 今期も最高益


 東芝のように何か経営上のトラブルがあったわけではない。世界的な好景気とそれに伴う人手不足から工場や倉庫のオートメーション化に対する設備投資意欲は強く、業績は絶好調。2019年3月期、つまり来春の決算では経常利益は14%増で4期連続最高益が見込まれているのだ。それなのになぜか株価だけは下がり続けている。元の木阿弥になってしまうのか。

2017年から急激な上昇


 ダイフクの株価は2015年ごろは2000円前後で推移していた。上昇し始めたのは2017年に入ってからで、9月頃には4000円台、11月には6000円台と2倍3倍となり、いずれ1万台とはやし立てる声が相次いだ。

2018年1月、上場来高値も


 米長期金利上昇に伴う世界的な株価下落に合わせるように、上場来高値のダイフク株価は滑り落ちるように下がり始める。2月、3月に一時7000円台に戻したものの、下げのトレンドは変わらず、日経平均が反発し始めても、低迷したまま。5月11日の決算発表で上記の業績が示され、わずかに上昇したが、19年3月期の業績見通しがアナリスト予想を下回ったこともあり、下落傾向の歯止めにはならなかった。一気に8000円まで駆け上がった株価上昇は何だったのか。

なぜか好業績なのに大幅下落 リクルート、モノタロウ


 株をめぐっては本当によくあることなのだが、時代のトレンドになった業種で好業績に裏付けられた企業の株が猛烈に上昇した後、今度は特に変化がないまま大幅下落していく。業績は悪化したわけでもなく、四半期決算、中間決算の発表でも、予測通りの業績になっているにもかかわらずだ。
 同じようなケースを何度か見た経験がある。たとえばリクルート。2017年5月、いきなり10%近くも下落した。グーグルが求人情報ビジネスに乗り出すと発表したことが原因とみられるが、リクルートの株価はまもなく立ち直り、上場来高値を更新中だ。もちろん、この間の業績に変化はない。
 工場・工事用間接資材のネット通販会社モノタロウは2017年夏前、4000円近い株価はどんどん下がり、10月頃には3000円を切るまでになった。この間、業績に変化はない。同社は月次の業績を発表しているが、毎月対前年比20%以上という実績が続いた。

トヨタ、アマゾン進出で競争激化懸念


 下げるきっかけと言われたのは、アマゾンがモノタロウのように企業向けニーズにも対応すると発表し、「競争激化が嫌気された」と説明されているが、モノタロウ株価は持ち直し、15日終値は4835円と5000円近い株価になっている。
 さてダイフクはどうだろう。日経新聞は4月初め、トヨタやアマゾンなどが物流システムの開発に乗り出し、ダイフクの地位が脅かされそうだと報道し、株価上昇に冷や水を浴びせた。ダイフク株下落の一因にもなったと見られるが、今のところ、ダイフクの業績には何の変化もない。
 開催が危惧された米朝会談が無事行われ、内実はともあれいわゆる「地政学的なリスク」が減った今、業績通りの相場になりそうな予感もある。とすると、ダイフク株価はリクルート、モノタロウのような道を歩んで再び勢いを取り戻すのか。株の先行き判断はホント難しい。

2018年6月14日木曜日

どこか物足りない「オリジン」 わくわく感に欠ける

 ダン・ブラウンの小説は結構、読んでいる。最初に読んだのは「ダ・ヴィンチ・コード」だが、その後も「天使と悪魔」「ロスト・シンボル」「インフェルノ」と新刊発売のたびに買って読んだ。最新版「オリジン」。観光名所がふんだんに登場、小説の中に出てくるそのうんちくを読んでいるだけでも旅に出たくなったりするブラウンらしい小説に仕上がっていた。しかし、どこか物足りない、なんだかわくわく感がない、どうしたんだろう。

追っかけはいつものパターン


 簡単にストーリーを紹介。「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」というゴーーギャンの絵の題材にもなっている有名な命題。その謎を解き明かしたという天才コンピューター学者が発表直前に殺害される。いつもの主人公、ロバート・ラングトンがスペイン王子の婚約者の美人博物館長とともに「世紀の発見」データを探し求めて奮闘する。おなじみのストーリー展開ではある。
 宗教がまだまだ力を持っているスペインが舞台。教科書で人類の誕生が天地創造の世界になっている地域はいまだ多いみたいだが(存在自体に驚き)、そうした宗教と現実のせめぎ合いを背景に、発表を亡きものにしようとする謎の暗殺者と対決していく。

AIはまるで全能の神様


 で、全般的な感想を言うと、なーんかこれまでの作品に比べつまんないのだ。発売間もないのでネタバレは避けたいが、やっぱりAIが登場して何かをやっちゃうなんてストーリーは万能の神様が出てくるようなものなので、どこか面白みに欠ける。上下巻だが、下巻早々に犯人がほぼ分かってしまうというのも、ちょっと寂しい。

マドリード、バルセロナどこか縁遠い


 ただ、それよりも、スペインという舞台にあまり魅力がない。一度も行ったことがないため、想像力が働かない。マドリード言う町にほとんどイメージがわかず、バルセロナもやたらガウディばかりが出てきてしまう。たぶん、ダン・ブラウンはガウディが好きなんだろう。現存ずるスペイン王室の人々を実際に登場させてしまい、フランコなどという近現代史の人物の影響を描かざるを得ないために、スペインの歴史みたいなものがダイナミックに展開できなくなっているように見えた。
 「ダ・ヴィンチ・コード」のフランス、「天使と悪魔」のバチカン、「インフェルノ」のシエナ、ヴェニス。ラングトンが逃げ回る(たいてい逃げてる)コースそれぞれが観光コースのようなもので、一度は行ってみたい感が強かった。
 それに比べ「オリジン」は登場する場所にどこか、観光とはほど遠い感じが強い。もちろんスペイン王宮にはそう易々とは入れないだろうし。

キリスト教とは無縁な人々には


 もうひとつは天才コンピューター学者が解き明かした謎。おそらく大半の日本人、いや中国韓国などアジア人から見れば「なーに大げさに書いてるの?」「まだそんなことを言ってるの?」レベルの話でストーリーの柱の1つに置くにはどこか無理がある。やっぱりコンピューターとかAI、ロボットなんて話は推理小説に不要だわ。

2018年6月12日火曜日

秋風羽織の「がん」、簡単に治ったよね

 まるでフジテレビの月9か昼ドラマみたいなどろどろの展開が続くNHK朝ドラの「半分、青い。」。恋愛ドラマで活躍する北川悦吏子らしい展開ぶりで、目が離せない感じになってきた。そんな中で「オヤ?」と思わせるシーンがあった。豊川悦司演じる人気漫画家秋風羽織のがんをめぐる描き方だ。
 秋風は何年か前、大腸がんとなり治療を受けていたが、便から出血があったらしく、本人は「再発」と思い悩んでいた。ただ病院には行っていなかった。病院の領収書がないことに気づいた秘書の菱本若菜(井川遥)が診察を受けるよう促した結果、がんは再発していても初期のもので、内視鏡治療で完治した-そんな筋立てだ。


次は仏壇の遺影 みんなが不治の病じゃないっつーの


 テレビドラマで「がん」といえば、ほとんど「不治の病」として扱われる。若い男女なら白血病。中高年女性なら乳がん、子宮がん。男なら肺がん。具体的にどのドラマがどうかなんて思い出せないけど、登場人物ががんになると、次に登場する時は仏壇の写真とかのシーンがやたら多い気がする。

職場に5人のがん患者


 手っ取り早く悲劇を求めた結果だろうけど、安易すぎるというか、かなりの違和感がある。というのも、現在所属している職場は15人ほどが働いているが、5人のがん患者がいる。悪性リンパ腫、精巣がん、食道がん、大腸がんに多発性骨髄腫。少し前にリタイアした先輩は肺がんだった。
 がん患者たちは、ほぼ同じ時期の3年ぐらい前に発症。食道がんと大腸がんの2人を除き、ステージが進んでおり、かなり厳しい治療を受けた。その後職場復帰し、再発もなく普通に仕事をしている。健康な時代と違って、徹夜など無理な仕事は避けているが、ごく普通に働いている。それが今どきの実態ではないのか。

再発、悪化がないとは言わないけど


 大腸がんのような比較的、進行の遅いがんでは内視鏡による手術で4、5日の入院で完治というケースも多い。悪性リンパ腫など血液のがんも新しい治療法がどんどん開発され、一番厳しいと言われる肺がんでも、抗がん剤治療だけで数年生き延びている人もいる。
 もちろん、千代の富士の命を奪った膵臓がんのようながんもあり、今元気な職場の仲間たちがいつ何時、再発したり、悪化するかは分からない。でも、現実問題として、今はみんな元気だ。抗がん剤治療で一時期、脱毛したり、やせたりしていた人も、しばらくすれば髪の毛も体重も元に戻っていた。つまり見ただけでは、分からないのだ。

さらっとがんサバイバーを登場させたら?


 こんな実態をドラマに含めたらどうだろう。秋風だけでなく、井川は乳がん、律(佐藤建)の父親谷原章介は胃がん、とかだ。みんな再発の不安を抱えながら、今の生活を楽しんでいる。別に彼らががん患者であることをことさらストーリーの中に取り上げることなく、さらっと流すだけでいい。それだけで、がん患者はどれだけ救われるか。

 北川悦吏子だけでなく、新しい時代を描くことに長けた湯川和彦らの脚本家の皆さん、がんのことを取り上げるのではなく、ドラマにさらっとがん患者を登場させて。よりリアルなドラマになることは間違いない。
 ところで「半分、青い。」のストーリー。1990年当時、がん再発、内視鏡治療で完治って、そこまで進んでいたかなあ。
 

2018年6月10日日曜日

寄席にデビュー 上野・鈴本、漫才の方が好きかも

 生まれて初めて落語を見に出かけた。場所は東京・上野の鈴本演芸場。平日昼間の演芸場は客の9割ぐらいが高齢者と、ほとんどデイケア施設並み。体のコンディションが悪かったこともあるが、展開がゆったりしていて眠くなる場面もあった。たった1度の鑑賞で結論を出すのは時期尚早だろうが、「吉本」の方が分かりやすくていいかも。


年金生活者にはちょっとお高め


 上野に着いたのは午後1時半頃。当初、浅草演芸ホールも考えたため、下調べなしに鈴本へと向かいます。細長いビルの1階にある入口付近に、三々五々お客さんが入っていくのが見えます。いずれも結構な高齢者。昼の部は午後1時に始まっていますが、一般料金2800円を払ってエレベーターで客席のある3階へ。エスカレーターもありましたが休止中。途中だし、たぶん、お客さんが少ないせいでしょう。しかし、いいお値段だなあ。年金生活者にはちょっとつらくないかしら。


TVじゃ言えないよねえ


 「途中入場は演目が終わるまで最後尾に座ってください」といわれ、一番後ろの通路横に座ります。300人ほどのキャパがありそうですが、埋まっているのは3割ほど。かなり前の方にも行けそうだったけど、体調がいまいちで後方で我慢することに。これも、イマイチと思った原因の一つかな。

 高座に上がっていたのは三遊亭歌武蔵という噺家さん。高齢者いじりに始まり、歌舞伎ネタから相撲ネタへと展開していく。大相撲の経験があるみたい。裏話かネタか分からないけど、結構どきつい話で引き込まれていく。こりゃTVでは決して話せないよなあ、と思いながら、これがライブの醍醐味と嬉しくもなる。

トイレは階段登って4階に


 続くロケット弾という男性コンビの漫才。こちらはスピーディーで漫才らしい展開。次に落語と来て、お仲入り。休憩のことをこう呼ぶみたいです。トイレは何と4階にあります。普段ならエスカレーター?いや3,4階にはなかったかな。エレベーターじゃ運べる人の数に問題が。階段を上がるけど、高齢者にはかなりきつそうです。3階につくることはできなかたのかなあ。階段の途中、楽屋のドアがあり、戸を開けると中が見えました。それも、ちょっとなあ。

なーんか乗れないなあ


 さて、それからいけません。落語、マジック、落語、落語と続くけどイマイチ頭に入ってこない。林家楽一の紙切りも同様で最後尾だとさすがによく見えない。この種の芸はやっぱり顔がはっきり見える範囲でないとつまらない。ただし、近くにいて演者からいじられるのも、あまり好きではないけど。

古典、ストーリーが頭に入らず


 午後4時すぎ、いよいよ「昼の部」最後の演目。いわゆるトリ。別の呼び方みたいだったけどよく憶えていない。登場したのは柳亭こみち。話を聞いていると、真打ちになってこの日初めてトリを務めるらしい。ネタはタイコモチをめぐる話で、いかにも古典らしいストーリーだ。若い落語家らしく、言葉が早すぎて少しつまるところがある。今時だからある程度、仕方ないことだろうが、もっとゆっくり言葉を楽しむって手もあるかなと感じる。

だめだ、集中力が足りない 


 残念ながら言葉が入ってこない。当たり前のことだが、漫才のようなネタではなくストーリーなのだから、結局、落ちを待つしかないのだ。これがまだらっこしい。これをきちんと聞くには、ある程度、こちらも集中して芸と向き合わなければならない。これがしんどいのだ。体調のせいもあるけど、私の能力だと集中は5分がせいぜい。それも、漫才のように途中にネタを挟んで笑わしてくれないと、きつい。

 結局、乗り切れないままお開きになってしまった。笑いすぎて、体力を使い果たしたなんば花月とは偉い違いだ。当面、寄席に出かける予定はないが、体調を整え、もっと前の席で見る、次回はとりあえず、そうしてみよう。

2018年6月9日土曜日

なーんか寂しいなあ 日産、株主総会の懇親会廃止

  5%前後という高い配当に惹かれて買った日産自動車の株。株主総会は懇親会付きらしく、とっても楽しみにしてました。ところが、つい先日届いた株主総会の招集通知には以下のような文言が入ってました。


 お土産廃止が相次ぐ


 額面通り受け取れば、参加する株主の数が多すぎて対処できなくなったってことでしょう。昨年ぐらいから株主総会で配る土産の廃止が続いており、日産の対応もその延長線上にあるのでしょう。ただし「土産は用意」と書かれていたことには好感を持ちましたが。
個人投資家は応援団、大口とは別

 それにしてもです。どうして各企業はお土産を廃止しちゃうんでしょう。日経新聞などを読むと、大手の投資家側は不公平感が強いとか、いろいろ理屈は書かれていますが、零細な個人の投資家からすれば、企業側からの心のこもったお土産、それも自社商品をもらえば、その分、応援しようかなと考えるものだと思います。人気になって、売り上げが上がれば当然株価も上がるのですから。

 大口の投資家さんたちはそんなことはしないでしょ。彼らは数字で動いているだけで、商品の応援など素朴なこともしないし、株価が下がり始めると判断すれば、さっさと売り抜けるだけの話。ことさら不公平感を言いつのる存在でもないでしょう。それにお土産をやめたから配当が増えただのいう話は聞きません。


総会屋対策もなくなったはず


 金融系など、自社商品が出しにくい業種はもちろんあるでしょう。しかし、食品系、たとえばキリンがやめてしまったのは、やっぱり寂しいです。ビールとはいいません、お茶ペットボトル2本の詰め合わせで十分だと思います。
 総会担当部署などで、たぶん働いてるのは大半が派遣社員となり、ばたばたの準備が必要な株主総会の対応など発注できなくなったことも原因の一つだと想像してます。でも、そうなったのは総会屋などというけしからん存在が消滅し、企業は対策費用も対策の人員も減らせたはずで、その経費ぐらいは穏健な個人投資家に回してもいいのでは?

お土産あり、日産は


 株主総会の招集状が次々と届いていますが、今年は「お土産は用意しておりません」って書くのが、流行みたいになってます。だから、ホント行く気をなくしてしまいます。「お土産あり」の日産自動車は出かけてみようと思ってるけど。

2018年6月8日金曜日

タブレットPC昇天、ウインドウズ10更新中(3)

タブレットついに復旧せず、廃棄処分に


 ウインドウズ10の更新プログラム導入中にフリーズしたタブレットPC、結局、どうすることもできず手元から消えていった。
 最後の望みをかけて購入したエディオンに持って行った。1年間のメーカー保証期間はすでに2カ月前に終わっており、有償修理しかないわと思っての相談だった。
 エディオンの担当のおねえさんは、何度かスイッチを入れてウインドウズ10の復旧法を何度か繰り返したが、もちろん反応せず。それに「回復ツールを使用する必要があります」という画面を見て、あきらめたように話した。「修理の見積もりだけで最低2160円」「基本の修理代も高い」と言いながら、標準の修理代金表を見せてくれたが、3万とか5万とかばかげた料金が並んでいた。

データも残らず、新品買うのと同じ


 すべて終わったと思った。たぶん、直すのに必要なのは新品と同じぐらいになるのは確実。もちろん初期化されるため、データが残るわけでもない。そんな馬鹿なことをする人はまずいない。と判断し、その場で「さっさと廃棄して」と申し出た。
 必要書類に住所、氏名、電話番号を書いて終わり。もちろん無料だ。復旧の見込みがないタブレットなぞ、邪魔になるだけだ。

弱小タブレットの排除


 ところで、ちょっと気になったのだが、あのウインドウズ更新は、弱小タブレット排除ではなかったのか。もともと記憶装置が32ギガしかないのに、10数ギガの空き容量が必要なんて無理に決まってる。処理するCPUだって、そんな能力はないのではないか。 エディオンのおねえさんもタブレットは更新できないことはよくあるし、と言っていた。しかし、そんな知識なんてこちらは持ってない。

メーカーだって注意しなきゃ


 現物が昇天した今、もはや文句の言いようもないが、大型のプログラム更新は気をつけろと注意するのが、メーカー側の責任だろう。こちらがハードディスクを途中、抜いて電源をつないだことが原因とは思っているが、実はタブレットにその能力がなかったなどと言われたら、かなり悲しい。



2018年6月6日水曜日

タブレットPC昇天、ウインドウズ10更新中(2)

とうとう復旧せず 持ち込み修理の対象に

 マウスコンピューターのタブレットPCがウインドウズ10の更新中、動かなくなり、マウス社に電話で相談した。答えは、いわゆるウインドウズ10の復旧法だった。PCのスイッチをいれ、マウスのロゴが出たら、スイッチを長押ししてシャットダウンする。同じことを3回繰り返し、そのあと、スイッチを入れ、修復画面が出たら、そのあとは進む-という方法だ。

2万3000円だもんなあ、高い修理費はもったいない


 だが反応はない。まもなく小さく「外部記憶装置」につなげという指示が出る。USBから電源を取り外してハードディスクにつなぐと、ういーんという音が出るがそのまま何も変わらない。そのことを電話の向こうの担当者に伝えると、「もはや持ち込みの修理の対象です」。料金は?「部品交換が必要なので最低でも1万円以上は・・・」。「2万3000円で買ったものにそんな高い修理費は無理」と答えた。

 実はこのシリーズを買うのは2回目。最初に買ったものは、満員電車の中でPCが入ったバックだけが押し合いへし合いの中に引きずり込まれ、液晶が割れてしまい、まともに使えなくなった。たった半年の寿命で、そのあとに買ったものがわずか1年半ほどで、この状態になってしまった。

電力が空にして、リカバリーにチャレンジもダメ


 マウス社の担当者は静電気が影響している可能性がある。数時間、電源を入れっぱなしして電力が空にして、もう一度リカバリーのプログラムを立ち上げましょうという。
 3、4時間待って再びリカバリーにチャレンジ。しかし、やっぱりだめ。今度はスイッチを入れると「回復」という大きな文字の下に、リカバリーには「回復ツールを使用する必要があります」が必要と出てきた。再び、マウス社に電話したが、修復プログラムが出ないと無理との返事だった。


起動ディスクも作れたみたい


 最後の望みを持ってPC専門店をに向かうが、答えは同じだった。「うちからマウスに送る分、余計な手数料がかかりますよ」。直すのはソフトを書き換えたりするのではなく、ウインドウズを起動させるようなチップみたいなものを入れ替えるんです。「昔のウインドウズだったら、こういうハード的に壊れてない場合、リカバリーディスクとか起動ディスクを入れれば何とかなったよね?」というと、今でも買って最初に自分で作れば、いいんだけど、「マイクロソフトはそのことをアナウンスしてないっす」と店員さんが語った。
 ウインドウズ10が出たとき、ウインドウズ10を入れたCDやUSBが存在せず、いざというとき、大丈夫かなと心配していたが、決して杞憂ではなかった。

電源USBは別に欲しいわ


 もう一点あげると、マウス89のUSB1か所というのはどうにかならないか。電源容量も小さく使っているうちにどんどん減ってしまうPCだ。そこに外部記憶装置がつながれば、いつ電源が落ちちゃうかすごく心配だ。せめて、電源だけは別にしてほしい。
 さて、これからどうしよう。修理に出すか、別の機種を買いなおすか。アンドロイドのタブレットか10インチクラスのタブレットPCか、悩むところだ。それより、5000円ぐらいで修理できたら、今ので十分なんだけど。

2018年6月5日火曜日

タブレットPC昇天、ウインドウズ10更新中(1) 

 持ち運び用に使っていたマウスコンピューターのタブレットPCが動かなくなった。どこかにぶつけたり落としたりしたわけではない。ウインドウズ10の更新中に発生したのだ。結論的に言うと、自力での再生は無理でメーカーに送り、一部の部品を交換するしか再生の道はなく、当然初期化されることでデータは消える。ほとんどデータは入っていないので、そちらの実害はないが、それにしてもウインドウズ更新で致命的なトラブルが起きるなんて、マイクロソフトさん、そんな無茶はしないでよ。

マウスの8・9インチWN892


 PCはWN892というタイプ。キーボードと液晶画面が切り離せるタイプだが、ほとんどノートPCとして使っていた。最初にスペックを言っておくと、画面は8・9インチと小型。CPUも強力でなく機能面は劣り、メインメモリーは2ギガ、ハードディスク、SSDはなくフラッシュメモリーの記憶容量は32ギガという、持ち運びに特化したPCだった。重さがキーボードを含め650グラム余りというのが決め手で。ネットを見るか、エディターでメモを打つぐらいしか用途もなく、まったく問題はなかった。ゲームは無理だったけど。

容量12・2ギガ不足って、どういう更新だ


 最初にウインドウズ10更新の画面を見たのは、5月31日のこと。このときは外出中でスマホのテザリングでネットにつないでいたため、WIFIが使える自宅に帰って対応しようと思った。ただ、一瞬更新しようと思ったとき、容量が12・2ギガ不足すると出てきたことが気になった。
 6月1日夜、自宅でWIFIにつなぎ更新をスタートすると、すぐに容量が12・2ギガ不足、外部記憶装置とつなぐように指示が出た。もともと32ギガしかなく、ウインドウズ10など基本的なシステムのために20ギガは使っており、実際空きは4ギガ程度。外部記憶装置とはいうが、メモリーカードで対応できないかと思って16ギガのカードを差してみた。反応はない。そこで、デスクトップにつないでいた外付けハードディスクをUSBでつなぐと問題なく認識し、容量不足は片付いた。


USB端子は一つ、電源と共通


 ただ、USBの差込口(マイクロB)は1か所しかなく、電源と兼ねているため、更新が長引いたら、途中で電源が落ちたりしていやだなと不安になっていた。何せ12ギガもの容量が必要な更新なのだから。普段でも、更新後はなかなかシャットダウンしてくれず、CPUやメモリーの力不足は痛感していた。
 外付けハードディスクがブォーンという音をたて、データのダウンロードが始まった。ものすごい量のデータが流れ込んでいるのか、同じ回線を使っているデスクトップPCの通信速度がやたら遅い。1時間ほどたっても、PCの画面は黒いまま。更新中は毎度のことだが、「今●をやってる」だの「残り●時間」とか不安にならないようなサービスはできないのか、とつくづく思う。

PC反応せず


 時間がたつにつれ不安になってきた。「もし途中、電源が切れたらどうしよう」。やっぱり充電しておいた方がいいかな、とUSBからハードディスクを切り離し、電源につないだ。たぶん、これがまずかった。まもなくして「更新がうまくできなかった」というような表示が出た。
 でも、まだ大丈夫、元の戻すだけだろうとたかをくくっていた。だが、どこか変なところをクリックしたのか、うんともすんとも音がしなくなった。
 夜も更けたので、またハードディスクにつないだまま、翌朝を待った。ところが、朝になりスイッチを入れても進んでいかない。マイクロソフト、マウスのロゴまで出るがそこで終わる。仕方なくマウスコンピューターに電話して問い合わせた。

2018年6月2日土曜日

ヒロインのセクシーショットは姿消す エイリアン第6作

 昨年10月、1979年に公開された映画「エイリアン」で主演のシガニー・ウイーバーが見せた極小のパンティ姿について「リプリーのちっちゃなパンツ」という一文を書いた。とても面白い映画だったこと以上に、当時の若者にとって、半けつ状態でエイリアンと戦うセクシーな姿が衝撃的だったことを振り返った。そして当時公開されていたばかりの第6作に当たる「エイリアン・コヴェナント」をBDで見た。

 再開第1作でトータルでは第5作目にあたるプロメテウスの延長線のストーリーだが、ヒロインのセクシー姿はすっかりなくなった。女優のキャラクターの問題もあるのだろうが、ヒロイン女優のセクシーショットを見せるというかつての映画のあり方が変容してきたのかなと感じさせた。


アンドロイドが中心に


 とりあえず、ストーリーを簡単にご紹介。2000人もの宇宙入植者を乗せた宇宙船コヴェナント号が途中、事故に遭い修理中に「カントリーロード」の曲を傍受。曲の発信元の星に行ったところ、動物がまったくおらず、実はエイリアンの巣窟だった。ただ、その星をそんな状態に陥らせたのは、プロメテウスで登場したアンドロイド。

 前作でアンドロイドは、自分が孕んだエイリアンを、自分で除去するなどたくましい姿を演じたヒロインを助ける役割だったが、今回は悪者。その後継として作られた、そっくりそのままのアンドロイドと激しい戦いを繰り広げる。その結果は・・・ちなみに今回のエイリアンはアンドロイドを敵視しないみたい。かつてはよく壊されたけど、寄生できないからおそってもダメと思ったのかなあ。

ファンタスティック・ビースト出演の女優さん


 ここで取り上げたいのは、やっぱりヒロインの姿。ブランソン艦長の妻ダニエルズを演じるのは、コヴェナント「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でニューヨークに住む魔女を演じたキャサリン・ウォーターストーン。どちらかというと若い可愛い女の子という印象だったが、映画が映画だけに、かなり強い女との印象が強い。

白衣で全身を覆う


 大きく変わったなと思ったのが、何年という移動期間中、寝て過ごす機械内での姿。シガニー・ウイーバー時代、4作目までのエイリアンではノーブラのTシャツに小さなパンティ。それが、ヒロインのセクシーなショットになっていた。プロメテウスでは、ガーゼのような素材のシャツと半ズボンに変わり、今回のコヴェナントは全身をぴっちり覆う白衣に変わった。


パンツ1枚も変だけど、それが楽しみでも


 ウォーターストーンが素肌を見せるのは、エイリアンと戦うときのタンクトップ姿ぐらいしかない。セクシーショットとしては、エイリアンから辛うじて生き残った男女の乗組員がシャワーの中で抱き合うシーンが描かれる。そのときも、エイリアンの登場で、男の乗組員はその場で殺されて血しぶきが飛び、女の乗組員はバストトップを見せながら泣き叫んで終わるため、エロティックという印象はない。


 「#ミートゥー」などハリウッドではセクハラに対する女優陣の抗議運動が盛り上がっているようだが、そうした影響もあるのかな。第1作のころ、なんでリプリーはパンツ1枚なの?と思ったもの。もっとも、それが映画の楽しみだったことは認めるけど。