2018年8月30日木曜日

面白かった「カメラを止めるな」みんな見てとしか言えないけど

パクリがあろうとなかろうと


 ちまたで人気の映画「カメラを止めるな」を見た。面白かった。2年前、長期療養を終えて、月に1、2度ぐらい映画を見るようになったが、その中でも一番面白かった。映画が終わって「面白かったね」と話しながら、劇場を出て行く観客の姿を久しぶりに見た。映画館に出かける直前、テレビのワイドショーでパクリ問題が起きていることを知ったが、そんなあちら側の話はともかく、素直に楽しめた。

 基本的な情報として、監督&俳優養成スクールのプロジェクトとして2017年制作。SNSで評判となり、すでに180館以上での上映拡大が決まり、大ヒットが続いている。制作費は300万円の超低予算。自主映画に毛が生えたようなものだ。


 ここからはネタバレご注意。


謎解き、いや楽屋落ち


 それにしても、こんな面白い展開、よく考えついたものだ。冒頭の37分ワンカットのゾンビ映画。途中、何だか不自然なことがいっぱいあったが、その理由が明かされていくとき、ホントに笑え、ホントに楽しかった。どんな映画、ドラマでもそうだけど、なんか分からないけど気になることがあって、その謎が、いや楽屋落ちが解き明かされていく過程って、ワクワクする。その気持ちを、すごくつかんでいる。あの37分がホントにワンカットだったかは、この際、どーでもいい情報。
 

誰1人知らないけど、出てきそう


 役者陣もなかなか。誰1人見たことがない人たちだったが、関西弁のプロデューサー役の竹原芳子の怪演、監督役の濱津隆之、その妻役のしゅはまはるみ、みんな好演、いい味を出していた。中でも監督の娘で映画制作者の卵役の真魚は、こだわり派で突っ張り系のおねーちゃんがぴったりはまっていた。皆さん、これからテレビや映画にどんどん出てきそうな予感。監督、役者らのエネルギーが一挙にわき上がっている感じを受ける。

舞台じゃ、あれ無理でしょ


 そういう意味で監督の上田慎一郎も今後、メジャーに出て行くすごい才能の持ち主の可能性がある。とはいえ、「原案」となった舞台の演出者からパクりと言われることには、今後の活躍のことを考えると大きな足かせになりそう。もっとも、同じような筋立てだったとしても、舞台で映画と同じことをするのは不可能。後半の謎解き、楽屋落ちは映像だからなせる技。クレーン代わりの人間ピラミッドは映画ならでは。何だかむなしい戦いに見える。仲立ちして話をまとめるプロデューサーがいたらいいのにと思う。

とんがって角張って


 映画の作りはかなり荒々しい印象を受ける。洗練された作品とは言えないだろう。ただ、「万引き家族」など最近多い、テレビ局とタイアップした作品が、「とんがったり」「突っ張ったりすることが少なく」まるでテレビドラマを見ているような印象を受けるのに比べ、すごく角張った感じがした。映画って元々そんなもの。作り手側のこだわりが時に大ヒットを呼び、時にブーイングを呼ぶ。そんな博打のような世界ではないかと思ってる。子役の親をしかりつける真魚のような職人気質。

 

2018年8月27日月曜日

印象に残ったのは風吹ジュン、映画「蘇える金狼」

 成田三樹夫、小池朝雄、草薙幸二郎、岸田森、佐藤慶-みんな怖い顔していたなあ、つくづく思ったのが何カ月か前、NHKBSで映画「蘇える金狼」を見たときのことだった。大藪春彦原作、松田優作主演、村川透監督作品という、実力派をそろえた映画。1979年というから、あの時代の映画だなあととても感慨深い。

 でもあの映画で印象深いのは松田優作でもなければ、怖い顔のおじさんたち、妙なチンピラ役の千葉真一でもない。今やNHK朝ドラ「半分青い」で死んだおばあちゃん役の風吹ジュンだろう。公開当時、27歳ぐらい。いわば清純派としてイメージが強かった彼女が、松田優作と激しいベッドシーンを演じ、バストトップまで見せていたからだ。

 当時の女優さんは、ホントによく脱いだ。ただし、風吹ジュンの場合、スレンダーボディからは想像できないような豊満なおっぱいをしていたが。ただし、釣り鐘風ではなく、ちょっと扁平だったけど。



バストトップ、騎乗位、バック


 映画は昼間はうだつの上がらないサラリーマンの松田優作が上司の悪事を巡って暗躍し、ひと儲けを狙うというストーリー。風吹ジュンは、冒頭に示した怖い顔軍団の1人、成田三樹夫の愛人の永井京子。松田優作はおとぼけキャラを装って近づき、媚薬か麻薬を仕込んだタバコを吸わせて、欲情を高まらせ体をものにする。

 ホテルに入った2人。全裸の京子は松田優作に駆け寄り、お姫様だっこでベッドに。正常位から騎乗位のシーンでカメラは真上から乳房をとらえる。一夜明けたと思われるシーンでは、ガウンがはだけてで乳房が見える姿で薬入りたばこを吸う京子を松田優作がバックで突くシーンも出てくる。セクシー女優そのものだ。といってもそのシーンはわずか1、2分しかない。エロいシーンを短時間に詰め込んだという演出だ。ただ、そのシーンの印象はかなり強烈だった。



あのころ、女優さん、ホントによく脱いだ


 舌足らずの話し方に童顔。あのころの女優の流行だったのか、桃井かおり、秋吉久美子、関根恵子、森下愛子。今思えば、どこか似た雰囲気がある。いずれもすごく色っぽかったりセクシー女優というイメージはないものの、ビキニやバストトップだけを隠した中途半端なヌードになる前に、一気に脱いだというイメージが強い。彼女らより少し年下のアイドルたち、山口百恵や森昌子、キャンディーズやピンクレディは全く違った育ち方をしたこともあるのだろう。

脱ぐことが必然性?


 というか、体を見せることを厭わなかった世代ともいえるかも。決してプロとは言えない前衛の学生演劇をやっていた知り合いの女子学生が、大学祭の舞台でいきなり脱ぐという出来事があった。いわば、演出上の必然があれば脱ぐのはふつー、という考え方。しかしこれままた奇妙な話で、脱ぐことが必然性などいうのは、明らかに一方的な見方で、そんなものはいくらでも変えることができるはず。

 とはいいつつ、美しい女優さんのヌードはやっぱり嬉しい。風吹ジュンはその後、世界的なフォトグラファー、デイヴィッド・ハミルトン撮影によるポスターで大胆なヌード写真を披露。しばらくの間、セクシー女優としても活躍した。時を経て、彼女はきれいなおばあちゃん役が当たり役になった。時間の過ぎるのは早いものだ。
 

2018年8月26日日曜日

お江戸の老舗で土用前のウナギ

甘くない鰻重にびっくり


 土用の1週間ほどの前、今から200年ほど前、11代将軍徳川家斉の時代に創業されたという鰻の老舗「野田岩」の麻布飯倉本店を初めて訪れました。一般的なうなぎ屋さんに比べる高めだけど、野田岩で食べみたいという欲望が勝ちました。


別館での食事


 予約しようと思いましたが、電話すると、この時期は予約は少なめにしており、そちらは一杯。お昼の混み具合からみて、それほど待つこともないのではいわれ、ちょっと早めの午後6時前に到着しました。蔵を店にしたような面白い造り。店内に入ると、先客が2、3組。でも、それほどの混雑という感じではありません。
 室内は大正ロマン風。古ぼけた階段がいい味を出しています。このまま通されるのかと思ったら、仲居さんから別館にご案内しますと言われます。ほかの2人の客とともに、数十メートルほど離れた別館に向かいます。建物の造りは本館そっくりです。


大正ロマン風,ちょっと狭いけど


 本館同様、階段を上がって2階へ。比較的小さめのテーブルといす。部屋自体が鰻の寝床風なので仕方ない気もしますが、高級な料理を食べる贅沢な造りというより、比較的簡素なつくりになっています。内装はこちらも大正ロマン風ですかな。

下から2番目をオーダー


 さて、何を食べましょう。メニューを見ると、鰻重は

菊  3100円
萩  3900円
山吹 4600円
桂  5700円


とありました。

 ふだんなら「菊」なのでしょうけど、ちょっと奮発して下から2番目の「萩」にしました。一番下は寂しいし、上のクラスはちょっと高すぎ。鰻巻きを食べようとしたけど、残念ながら売り切れ。やっぱ、鰻重のお供に食べるんでしょうねえ。みんな考えることは同じだわ。仕方ないので、鰻の煮こごりも注文しました。隣に座った中年の息子さんと高齢のおばあちゃんは萩と菊のご注文です。

 煮こごり、結構、いけます。ビールのお供に最高です。味がたっぷり効いています。生まれて初めて食べたけど、へーこういうものもあるんですねえ。さすが「野田岩」。当たり前か。

ふっくら、ジューシー初めての味


 ほどなく鰻重が来ました。見た感じは、どこでもありそうな鰻重です。ところが、鰻の最初の一切れを口に入れると「あれ?」と感じました。なんと、ほとんど甘くないのです。蒲焼きといえば甘辛いとばかり思っていたけど、全然甘くない。うーむ、こういう味付けもあるんだあと、内心驚きます。

 その一方で、鰻はとてもふっくら、ジューシー。ある意味、初めての味です。口の中に入れると、とろけていきます。焦げ目をつけずに何度も焼くが特徴とホームページにも書いてありましたが、その通りです。下に敷かれたご飯も少なめに見えました。

半分で満腹感


 なのに、半分も食べたぐらいで、お腹がかなりいっぱいになってきました。あれあれ。食べ終えたとき、もはや満腹。ちょっとびっくりって感じです。

 勝手な想像だけど、あの量でこれだけ満腹ということは、鰻の脂乗りがすごいんでしょう。だから、甘くするとしつこくなっちゃう、→その結果、あの味付けって気がしました。ホント、鰻重の常識がひっくり返ってしまった。

2018年8月25日土曜日

なぜ横浜だけに大地震?東京も一緒でしょ

 最近ではなかなか出色の記事を読んだ。横浜にまもなく大地震が来るという週刊現代9月1日号だ。しかし、よく読むと、全国地震動予測地図で横浜で今後30年以内に震度6以上の確率は82%という数字が根拠になっているだけで、新しい情報は何もない。あとは地震が来たらあーなるこーなるの羅列。しかも、その中身たるや、地震のことを少しでも取材した経験がある記者やデスクだと、絶対に書かない内容ばかりなのだ。少し前、3K職場と呼ばれ人材が集まらないと言われてきたマスコミ業界だが、どうとうこのレベルまで落ちてきたのか。


東京湾に大津波?誰が言ったの?


 記事によると、全国有数の観光地であるべみなとみらいや赤レンガ倉庫には大津波が襲来するそうだ。
 横浜のベイエリア地区といえば東京湾の南側。ここに大津波が来るということは当然ながら東京、千葉にもものすごい大津波が襲来する。どちらも埋め立てで海抜は同じようなものだ。

 しかし、東京湾に津波が来るなんて誰が言ったのだろう。湾口が狭いため、津波のエネルギーが減衰されるとして元々、津波はあまり考慮されていない。
 東日本大震災でも、関東大震災でも大きな津波は観測されていない。巨大地震だった元禄関東地震(1703)、安政東海地震(1854)でも襲来した津波は2メートルほど。このため、横浜市が想定している津波も、同程度の2~3メートル。東京も同様だ。

 現代さんはおそらく、関東大震災のことを考えているのだろうが、あのとき津波に襲われたのは、外洋に面した三浦半島の西側、鎌倉、大磯などだ。市内全域が東京湾に面した横浜のことではない。地理を知らないか、それとも神奈川県の津波犠牲者を横浜と間違えたか。編集者としては致命的なミスだろう。

横浜みなとみらいのマンション群

中華街の火災?密集地はそこら中にあるけど


 次におかしなことを中華街は消防車も入れないほど道が狭く、火事が発生したら消火できなくなると指摘する。
 これも変というか、当たり前というか。横浜には中華街に限らず住宅などの密集地域はヤマほどある。わざわざ中華街という理由が分からない。それをいうなら、東京の山手線各駅周辺は新宿、渋谷、池袋まどターミナルに限らず人も多く、密集度も遙かに高い。世田谷の住宅地など環八の内側を歩いてごらん。 どこまでもどこまでも、消防車が通れないような住宅地が続くから。


老朽化鉄道で孤立?東京からヤマほどの救援


 京浜東北や横須賀線などJR各線、東急東横線など鉄道は古くて大地震への耐性は低く、首都高の横羽線は老朽化して危険で、地震によって孤立の恐れがあり脱出できなくなるとも書いた。

 しかしである。もし横浜だけが大被害にあった場合、多摩川の向こう、つまり東京が生きていれば、救援などいくらでも来る。東京が全国の災害の救援センターであることはご存じの通り。むしろ幸せと思うべきだ。

横浜が壊滅するとき、東京はもっとひどいことに


 もちろん、そんな夢みたいなことはあり得ない。津波が発生するような南海トラフや相模トラフの海溝型地震が来れば、東京湾の津波はなくても、長周期地震波によって、東京、横浜、さらには川崎に林立する高層ビルを中心に恐るべき被害が出るだろう。
 いわゆる直下型地震は歴史的には横浜というより東京の可能性が高い。

筆者は広島ファンか、なにせ横浜に弱い


 東京には立川断層というマグニチュード7・4クラスの地震を起こすと見られる大きな断層もある。横浜だけをことさら取り上げた週間現代の狙いは何だったのだろう。よほど横浜がお嫌いか。そうそう、広島カープのファンかもしれない。去年のクライマックスシリーズで苦杯をなめたようになぜかDenaが苦手。もしかして、スポーツ担当の記者が書いていたりして。

2018年8月24日金曜日

官房長官発言で株価急落 携帯大手

 8月21日、東証の午後の取引でKDDIの株価が急落した。3100円台の株価は150円近い2950円台に。突然のことに何があったのかと思ったら、菅官房長官がこの日、札幌市内で講演し、日本の携帯電話利用料は「今よりも4割程度下げる余地がある」と述べたことが伝わり、これを嫌気する格好で急落したのだ。


まるでトランプ


 菅発言の余波はKDDIだけにとどまらなかった。NTTも2930円台が2800円そこそこに。ソフトバンクも、大手キャリア参入を目指している楽天まで大幅に株価が下落した。おそらく株主だろう、ネット上では怒りの声が相次いだ。中には「政権側が民間企業の動向と庶民の資産運用に干渉するのはいかがなものか」との声も。「トランプ大統領じゃあるまいし」と。

 まったく同感だ。政権中枢の人間が「4割」などという具体的な数字を挙げて干渉する。それも管轄官庁の頭越しに。歴史的にもまともな政治家なら、まずやらなかったことだ。だが、少々雰囲気が変わってきたようだ。トランプは、いつもそんなことを言い、企業を右往左往させている。トランプがまともな政治家と思っている人は少ないだろうが。

ネガティブ発言はインサイダー想起


 それにしても、この種の政治家による企業や株価にとってネガティブな発言はどうしてもインサイダーを想起してしまう。政治家の発言で株価を上がることは珍しい。政治家が発言したからと言って、売り上げや儲けが増えるわけでもないことをみんな知っているからだ。
 だがネガティブ情報は違う。トランプがやっているように「米国内以外の車は関税をかける」「中国製品に高関税」「米国人を逮捕したからトルコ製品に関税」など、貿易に対するネガティブ発言をするたびに株価は下がり、ドルは乱高下する。ただし、その後、黙っておれば株価は元に戻っていく。

空売りしておれば


 もし、トランプが発言前に株を空売りしておれば、100%儲かる。そんなことが分かっているからこそ、政治家は発言に慎重になるのだ。トランプに限って言えば、事前に空売りして大もうけしていても、つまり大統領によるインサイダーもまったく不思議に思えないが。
 だが、そんなタブーとも思える発言を、日本のそれも官房長官がやったことには驚きは禁じ得ない。何の根拠か知らないが「4割安くできる」といえば、KDDIやNTTの企業活動にとんでもなく影響は大きいだろう。株主からすれば、利益がすっ飛んでしまう可能性がある。

意図なくして言わないもの


 これだけの大胆な発言だ。まったく意図がなく、単に携帯料金が高いということだけで発言したとは思えない。大手キャリアからの政治献金を要求しているのか、それとも株を空売りしていたのか。捜査当局は周辺で妙な空売りがなかったのか、徹底して調べるべきだ。ついでにFBIもロシア疑惑だけでなくトランプのインサイダー疑惑も調べるべきだ。ネットなどではかなりの人が疑っている。
 あらためていうけど、日本の政権の中枢にある人物がこの種の発言をするとは思わなかった。これもトランプの影響なのか。ホントに困ったものだ。

2018年8月23日木曜日

酷暑で海遊びも異変 酷暑でビーチ遊び減る

いつもは満杯なのにすぐに駐車場に入れた


 ビーチといえば夏の暑さを乗り切る楽しいレジャーと思ってた。しかし、この夏の恐るべき酷暑、事情は少し違ったようだ。8月21日、年間を通して何度も出かけている横須賀市西部の秋谷海岸。併設する県営駐車場は無料のため、特に夏場は海水浴客で平日でも常に満杯の状態だったが、3分の1ほどが空いており、すぐには入れてしまったのだ。

 この場所とは10年以上のつきあいだがこんなケースは初めて。ビーチを見ると、人の数はまばら。その昔であればビキニのおねーさんがたくさん寝っ転がっていたし、最近でもゲイとおぼしきバーベキュー集団を見かけたが、そうした大人はほぼゼロ。近所の子供の海水浴がせいぜいだった。



こんなに客が少ない夏は経験ない


 駐車場管理のおじさんに聞くと、こんなに少ないことは最近では経験がない。暑さのせいで人が海にさえ出なくなったのではないかと話す。「海沿いはそれほど暑くはならないんだけどなあ」と不思議そうに話す。
 隣接するレストラン「ドン」に入り、お店の人と話してみると、同じ意見。「毎日、命にかかわる暑さなんて言われたら、外に出にくくなるよね」。

 

32度、暑いけどちょうどいい


 この日は午後の後半になればなるほど、雲が切れて好天になった。気温は32度を少し超えたぐらい。透き通った青い空が、秋を感じさせとてもきれいだ。ただし、台風19号、20号の影響が及んでいるのか、うねりが結構ある。海に入る準備はしていなかったが、ビーチ沿いを端から端まで歩いてみた。

 日差しが結構きつい。時折、強い波がバッシャー押し寄せ、半ズボンの下の方を濡らしてしまう。ただし、それほどの暑さは感じない。子供たちからキャーキャーという声。日常の格好をした若い女性2人が、サンダルを手に持って、こちらと同じように波打ち際を歩いて行く。水着でもなく海向きのスポーティーな格好でもないけど、なぜかよく見る姿だ。

熱中症ににびびって、夏遊びできず


 実は私自身、体調が回復してきたこともあって、この夏、ソロキャンプに行こうとか、海に行こうとか考えていたが、やっぱりこの酷暑にびびって出かけられなかった。35度を超える高温はやはり熱中症への恐怖が先に立つ。

バーベキュー族には暑さはつらい


 とはいえ、水分を十分補給しているのであれば、海の中に入って体を冷やす海遊びがそれほど危険とも思えない気もするのだ。熱中症は水分不足が原因ではなく、体全体が暑くなることで起きる症状。デッキの上でずっと寝っ転がっているのならともかく(その前にひどいやけどしちゃう)海の中に入っている分には、それほど怖くはないのでは。

 もっとも、最近のビーチを見ると、海に入ってる人はかなり少なく、バーベキュー遊びに多くの時間を費やしているから、やっぱり酷暑は耐えきれないのかもしれない。
 夏は暑いといっても、遊ぶなら32度ぐらいが限界ってことなんだろうな。
 

2018年8月22日水曜日

3年ぶりにシーカヤック がん治療、無理だと思っていたが

 8月11日午後、2015年以来、3年ぶりにシーカヤックに乗った。前に乗ったとき、その直後にがんが発覚、7カ月に及ぶつらい抗がん剤治療で体力と免疫力が大幅に低下し、16、17年とも乗るどころではなかった。バランスを崩してチン(ひっくり返る)する恐怖はあったものの、何とかその日のツアーをやり終えた。変なところに力が入るためか、こいでる最中に腕が痛くなったほか、翌日には腰が痛くなったが1日で治まった。治療中、再びシーカヤックでこぎ出せるなど夢にも思わなかった。海は気持ちいい。来年も再来年も続けられたらいいなあ。


瀬戸内海に安心感


 海を本格的に楽しみたいと思って始めたのがシーカヤックだった。2010年、葉山で初体験、その後は、年に1、2回乗っていた。老いたためか運動神経が鈍いのか、上達が遅く、なかなかまっすぐ進めないのが悩みだった。
 今回、シーカヤックに乗ったのは世界遺産・宮島の対岸にあるパドルパークというクラブ。葉山とともにほぼ毎年、カヤックに乗っていた。相模湾にこぎ出すため、それなりに外洋の荒々しさがある葉山と違って、瀬戸内海は波も静かで、常に本州側と宮島と2つの陸地が見えるため安心感があった。

午後からの半日ツアー


 とはいえ、予約を取る段階からドキドキだった。6月頃からウオーキングを始め、足腰の体力が戻ってきているのはそれなりに実感していた。しかし、シーカヤックのような運動をするのはハードルが高い。それに、1カ月前に39度の高熱が3日続くなど免疫力が未だに弱く、海にちゃぽんと入っていいのか、という不安もあった。連日35度を超えるこの夏の酷暑も熱中症の恐怖がある。
 午後からの半日ツアーを予約。麦茶、ポカリスエットを準備した。クラブの人には、がん患者であること、寛解状態で体力は戻っているけど「それなり」であることも伝えた。聞かされても困っちゃうという情報だが、こちらの雰囲気が元気そうなので、さほど心配はしていないようだった。

海へこぎ出す


 午後1時過ぎ、いよいよ乗船だ。大潮の干潮のためか、数十センチほどの水深がある船だまりは完全に干上がっており、20センチほどの深さでスタートする。不安があったバランスも、それほど気にならない。まっすぐ進めない癖は相変わらずだが、それを何とかしようとするのに一生懸命で、不安は次第に薄れていった。

 気温は35度は超えていたようだが、海の上はそれほどでもない。ただし、直射日光はきついので、小休止の時に帽子に水をくんでは頭からかぶる。
 ツアーはインストラクター1人と、私、それにアメリカのニュージャージーから来たという若いカップルの計4人と少なめ。カップルは2人乗り。女性はシーカヤック初体験といっていたが、2人とも問題なく進んでいく。むしろ、まっすぐ進めない私が遅れ気味だ。

鳥居くぐりはできず


 約2キロのコースを進み、宮島の鳥居に近づく。普段ならシーカヤックに乗ったまま鳥居をくぐってぐるっと回るのだが、この日はめいっぱいの干潮。鳥居周辺は干上がっており、多くの観光客が周囲を散策している。
 海岸の砂浜にカヤックを止め、約1時間の休憩。あまり疲れはないが暑さは気になる。ライフジャケットを外し、水深15センチほどの海に横たわる。海に全身が入るなんてことは絶対無理だと思ってた。でも、今、できているし、やってみれば大したことでもない。すでにプールで泳いでいるか。


心地よい疲れ 帰りは楽


 土産物屋に行っていたカップルが戻ってくる。休憩時間の終わりだ。今度は完全に自力で乗船しようと試みる。浅い海で底が完全に着いた状態で、両足をさっと、カヤックの中に押し込む。右手でパドルを海底につきながら、お尻を何度も浮き上げて、海へこぎ出すのだ。これも何とかうまくいって、すっと沖へ向かう。
 行きに比べて、全体的に楽だ。これは以前もそうだったけど。まっすぐ進まないのは相変わらず。とうとう慣れてきたカップルの後塵を拝するようになってしまった。
 約1時間ほどで戻った。猛烈な暑さは相変わらずだが、熱中症の症状もなく、疲れは心地よい。退院後の不安がまた1つ解消したって感じだ。


日本人にシーカヤック人気は落ち目


 ところで、ここ2、3年、サーフボードに乗り、パドルでこいで進むサップが人気となり、シーカヤック人気は落ち目。クラブに来る客は日本人はほとんどいなくなったという。その代わり、8月のウイークデーは外人客で満杯とか。世界遺産を自力で海から眺めるなんて、あまりないこと。外人客が面白がる気持ちもよく分かる。クラブのオーナーが英語ができるのも大きいのかも。
 アメリカ人カップルはその前の土曜に来日し、東京、京都、広島と回って月曜日に帰国すると話した。広島は外国人観光客でも、なぜか中国人ではなく、白人が多い。史上最も残虐な婦女子の殺人という原爆投下のことに興味があるのかなあ。

2018年8月21日火曜日

国内線400円の航空券ゲット 成田から広島と新千歳

 国内では成田空港から広島、新千歳、佐賀の3航空便を運航しているLCCの春秋航空。少し前、ものすごいキャンペーンをやってました。何せ上記便の片道が400円なのです。新千歳-成田、成田-広島便をゲットしました。まだ何も予定は決まってないけど、旅立つぞー。


国際線は4000円


 「就航4周年記念リレーセール」で8月1日正午から始まった成田-天津を皮切りに、48時間ごとに武漢、重慶、ハルビンと続き、9日からは佐賀、11日から新千歳、13日から広島の順番でセールが続きます。国際線は片道4000円で、これもかなりの安さです。搭乗期間は9月1日から10月末ですが、これまでのパターンから見て、セールは全便ではなく、水曜や木曜を中心にセール日が設定されると見込んでました。

払い戻しなしでも


 会員用のセール案内メールが届いたのは7月31日でした。さーて、どうするか。具体的に佐賀、新千歳、広島に行く予定はありません。この種のチケットの場合、キャンセルはきかず、乗らないと全額戻ってきませんが、400円なら腹も立たないと判断しました。
 国際線の場合は、体調のこともあって海外旅行に行くのは無理そうなので、取りあえず無視しました。

佐賀はゲットできず


 8月9日正午、第5陣の佐賀のセールが始まりました。でも、あいにく外出中で、スマホでしか対応できません。多くの人が殺到しているのでしょう、なかなかセ-ルページに入れません。15分過ぎ、ようやく入ったところで、400円と書かれた日付をクリックすると、あれあれ6500円(正確には憶えていません)という料金が出てきます。400円チケットは売り切れなのか。何回、チャレンジしても同じ状態。結局、400円でチケット購入に進むことができないまま、1時間ほどであきらめました。ライブのチケットと同じで、400円だし、仕方ないとため息です。

秋の北海道はシーズンオフ?


 2日後の11日正午、今度は新千歳です。これも外出中でスマホからのチャレンジです。人気の観光地だから難しいと思いきや、すぐにセールのサイトに入れました。9月10月というとオフシーズンなのか。スムーズにセール日が見つかりました。嬉しかったのは月曜も設定日があったこと。水曜か木曜に成田か羽田を発ち、土日を挟んで月曜に成田へ戻るという日程が組めます。もちろん、さっさと適当な日を見つけ、月曜日の新千歳-成田便をゲットしました。

 行きに関しては、春秋航空の路線がない釧路に行こうかと思っており、釧路、札幌と2つの地域が楽しめそうです。ただし運賃は400円ぽっきりではありません。運賃400円に保険料300円、支払手数料550円(いつも思うが意味不明)成田空港の施設使用料380円がかかり合わせて1630円です。乗る前にキャンセルすると、施設利用料だけは戻ってきます。

 続いて13日は広島便です。この路線は成田から2度乗ったことがあります。ただ、逆だと成田に夜遅く着くので、自宅までたどり着くのがひと苦労。行きだけの便を考えていました。この日は自宅にいて、パソコンとにらめっこ。これもスムーズにセールページに入れ、チケットを購入します。新千歳と同じトータル1630円でした。

LCCの会員登録は役立ちそう


 広島や新千歳が1630円でいけるなんて驚きです。もっとも、広島に関しては1700円セールの時もゲットしましたけどね。
 LCCはこんな思い切ったセールをよくやってるみたい。春秋だけでなく、ジェットスターやバニラなども会員登録した方がよさそうです。

2018年8月20日月曜日

まさかTOBとは 再びサプライズのDAC株、いきなり40%上昇

 今年5月に2018年3月期決算発表の翌日、株価が20%を超える値上がりというサプライズを演じた東証2部上場のネット広告企業DACHD(ホールディングス)株。8月6日、さらに大きなサプライズを演じた。この日、取引終了後に発表された2019年3月期第1四半期の連結経常利益は、前年同期比9・7倍の133億円に急拡大したと発表。翌7日の大幅な値上がりが予想されたが、その直後、親会社とも言える博報堂DYホールディングスが同社の完全子会社化を目指すとして、TOBを行うと発表したのだ。TOB価格は1株3700円で6日終値の2630円を40・7%上回る水準。つまり株主は単位株(100株)を持っていれば、いきなり10万7000円もの儲けが出たことになる。


決算翌日に確実に株価上昇


 5月に1日で20%もの株価暴騰が起きた際に書いたように

DAC株価、20%上昇でお祭り 好決算発表

 この会社の株価は決算発表前後にかなり特徴的な動きがある。特にこの1年ぐらいのことだが、4半期ごとの決算発表前1週間ぐらいから急激に株価が下がり始める。好決算が発表されると、20%とは言わないまでも、5%ぐらいは必ず上がっていた。2000円の株価とすれば100円の値上がりだ。株価を長期間持ち続けるリスクを考えると、決算発表直前に仕込み、翌日売却する。8月の決算発表の際、このやり方でひと勝負かな書いた。そして、8月6日の発表に向けて1週間ぐらい前からこまめに株価を追ってみた。

ジリジリと下げ、発表当日は乱高下


 7月25日に2800円台だった株価はじりじりと値を下げ、31日には一時2500円台をつける。2700円台に戻ることもあった。そして、発表当日はかなりの乱高下となった。
 前日終値の100円以上安い2557円まで値下がりしたり、プラスに転じたり、また下がったり。さすがの値下がりぶりに、「もしかしたら悪い決算」と疑心暗鬼になった株主が、手放したり、あるいは空売りした可能性がある。

売り煽り投稿、文句なし好決算


 ネット上では「決算前にはよくあるパターン。糞決算の証です」と何の根拠もない売り煽り投稿も出始める。この種の人たちって、どうなのかとは思うが、当然,影響を受けて売りに走った人もいるだろう。
 結局、6日は前日終値から57円安で引ける。決算はどうなのか、じりじりと待っていると、15時45分、決算が出た。連結経常利益は通期計画の205億円に対して進捗率は65・1%、前年同期の15・6%も上回っていた。まさに文句なしの好決算。「明日はストップ高」の声も出る。

いきなりTOB発表 賞賛の嵐


 5月は、決算発表直後に大型上場で話題になったメルカリと業務提携しているネット企業ユナイテッドが子会社であることも株価上昇に影響したと見られていたが、さて、明日はどれぐらい上がるか、と多くの株主がほくそ笑んでいたまさにそのときに、博報堂DTのTOBが、飛び込んできた。
 ネット上では賞賛の嵐だ。それは当然、何せ前日比57円安。ネット企業のような新興株の場合、決算発表翌日にいきなり10%も下げ「好決算で見切り売り」などという現象は日常茶飯事。ところが1070円の値上がりが約束されたのだから。

悲惨な空売り組


 中にはDACHDの伸び具合から見て、3700円どころか4000円、さらに分割も期待できたのにと欲いっぱいの投稿もあった。その一方で空売り組はきわめて悲惨。当然ながら、株価はTOB価格の3700円ぐらいまでは誰も買うことができない。つまり、空売り組は、いくらで売ったかはともかく、これから単位株で10万7000円の損が出ることになる。いきなり株価が40%も上昇することもないが、下落することもめったにない。

とうとう株価が10倍を超えた


 さて、ひと勝負はどうなったか。乱高下にびびり、空売りの誘惑にかられ、決算を心配しつつ、最低限の勝負をした。そして結果は「ばんざーい」。自分を信じてひと勝負するだけの度胸も根性もなかった。ただ、この株とは10年以上の長いつきあい。数万円で買った100株はとうとう10倍を超えた。途中、何度が手放そうとしたが我慢してよかった。別れは惜しいけど。

2018年8月19日日曜日

今年も桃ジャムに成功 市販よりも美味しい自信作

道の駅で「はね桃」、小さめ9個で700円


 7月下旬のある日、甲州街道(国道20号)沿いにある道の駅「甲斐大和」で「はね桃」と銘打って、桃がとても安価で売られているのを見つけた。小さな桃が9個700円とか中ぐらいが6個800円とか。桃といえば1個300円400円はざら、ほぼ3分の1ぐらいの値段。これで待望の桃ジャムが作れる。正直、にんまりした。


昨年はもらいものでジャム


 桃のような高価な果物はおいそれとジャムにはできない。丸ごと食べた方が美味しいし、ジャムにしようと思ったらとんでもないお金がかかってしまう。それでも、昨年、ジャムを作る機会に恵まれた。年に1回ほど訪れている甲州市の直売店に行った際、たまたま重い病気にかかったことを話したら、6個2500円の高価な桃を買ったところに、熟しすぎて売り物にならない桃6個と、同じく小さくて売り物にならない桃9個をもらったのだ。

2匹目のドジョウはおらず


 そのとき、こんなにたくさんは食べられないと言うと、「ジャムにすればいい」「砂糖を入れて煮るだけ」とのアドバイスを受け、実際に煮てみると、これが美味しいのなんの。今年も作りたいと思っていたが、残念ながら直売店に2匹目のドジョウはおらず。

 正規の高級桃を購入した後、どうしようかなと思案に暮れている最中だった。そこ出会った「はね桃」。小さいものなら1つ100円もしない。「これならいける」と決断した。9個700円。昨年もらったものが結構、熟していたのに比べ、今回は少々硬め。すぐに調理を始めず、3日ほどおくことにした。ただし、瓶の煮沸消毒だけはやっておいた。300グラムほどの大きさの瓶が3つ。熱湯で煮ること5分。

果実部分1・1キロ


 3分の1ほどは硬かったものの、ジュクジュクになったものも出始めたため、ジャム作りに着手した。まずは皮むきだ。レシピにはトマトみたいに沸騰したお湯につけたらつるりととれると言うけど、十の字に切れ目を入れ、上半分と下半分を逆方向にずらすとかぱっと2つに割れ、種も取れる。皮むきも簡単だ。半数はこのやり方で実を分けた。残りもほとんど手間はかかわらず。10分ほどで実を取ることができた。重さを量ってみると、1100グラム。昨年5個で800グラムだったのに比べ300グラムほど多い。

2センチ角に刻み、砂糖漬け込み


 次は刻みだ。2センチ角ほどに切っていく。大きすぎると煮えにくくなるし、小さいとせっかくの食感がなくなってしまう。昨年の経験だと、2センチ角がちょうどよかった。
 グラニュー糖をまぶす。レシピには30~50%と書いてあるが、これも昨年の経験から30%ほどで十分。桃の甘さが加わってくるので、これでもかなり甘くなる。後はしばらく放置。イチゴでも同様だけど、砂糖を入れて放置すると、果実から水が出てきてジュクジュクになる。1~2時間放置とあるが、今回はしっかり2時間ほおっておいた。
 その間、やるべきことといったら、レモン汁の準備だ。桃1キロあたりで50~70CCぐらいが標準と書かれてたが、レモン2個でちょうどそれぐらいになった。


沸騰後はアク取りこまめに


 つけ込み時間が2時間ちょっとオーバーしたぐらいで、煮込みのスタート。鍋に入れ沸騰するまでは強火。その後も中火。へらで果実をつぶしながら煮ていく。最初はあく取りで、煮込めば煮込むほどどんどん黄色いアク出ててくる。こまめに繰り返し繰り返しアクを取っていく。
 ある程度、アク取りが終われば、焦げないように煮詰めていくだけ。そうそう、レモン汁をちょっとずつ垂らしていく。


ほどほどのところで煮詰めストップ


 煮始めて15分ほどで、ほどほどに果実がつぶれ、水分が減ったところで、火を消した。ジャムの場合、煮詰めすぎると、冷えたとき硬くなって食べるとき困ってしまう。スプーンを横にして、たれるぐらいがちょうどいいかな。なめてみると、レモン汁の酸っぱさとグラニュー糖の甘さが立った味。ただ経験で言うと、冷めればまろやかになる。


市販ジャムより美味しいもん


 冷めないうちにすぐに瓶に詰める。煮沸した3つの瓶にちょうどぴったり収まった。冷蔵庫に入れるわけにはいかないので、一晩、外に放置する。翌朝、トーストにつけて食べたが、これが全くの美味。酸っぱさ、甘さがマイルドになり、市販ジャムに負けない、いや桃の香りがたくさん残る分、こちらの方が上とも言える仕上がりになった。

 ところで、はね桃のような安い桃を手に入れるために、JAなどの桃の選別場(共選場)に出かけてゲットする手があるらしい。ただ、朝早い時間から行って並ぶなど、産地近くに住んでいないとなかなか難しい。とりあえずジャムぐらいだと、道の駅で買えた分ぐらいの量でで十分だった。来年もうまくゲットできるよーに。

2018年8月18日土曜日

あー息苦しい 何とかしてよ映画館

 あー息苦しい。どうしてこんな苦行みたい場所に成り下がってしまったのか。楽しみで来てるはずなのに娯楽とはとても思えない雰囲気。どこかって?それは映画館だ。割引料金になる平日昼間見るのが大半だが、高齢者が多いせいか死んだような雰囲気だ。みんなおとなしく物音を立てず、ものすごく静かに見ている。ここは、娯楽場、楽しみの場所、ゲームセンターやパチンコ屋とさして変わらないはず。それなのに、偉い先生のお話を聞くために、正座して身じろぎせずに座っている雰囲気を感じる。

 人間の感性など様々、面白くない映画を作りやがって、と悪態をつき、つまらなければ寝るのも自由。世の中、映画館を神聖視する映画ファンもいるが、それはあんたの勝手。こちらにも自分なりに娯楽を楽しむ権利があるのだ。


マナーに妙にうるさい


 とにかく、マナーがうるさい。映画が始まる前の「パンパかパンツ」のマナー注意アニメ。映画を勝手に撮影したら逮捕されますとの奇妙な踊り。そんなことをしなきゃいけないぐらい、マナーが乱れているのか。ぐちゃぐちゃなのか。

 グーグルで「映画 マナー」で調べてごらん。すざまじい映画マナー集が出てくる。

「前すいませーんと少し遅れて入ってくる」
「飲み物ホルダーを両方使うor左側を利用」

 映画を見るために常に時間が作れる暇人ばかりでもないし、パンパかパンツと予告編などというくだらないものは見たくないのも自由。
 現在は1本ごと入れ替え制だけど、かつてはいくらでも見られたので途中から入るのはふつう。1本入れ替え制は映画館の都合であって確たる意味があるわけではない。

「前の座席を蹴る人。恐らく足を組み合えた関係で足先がゴツンと当たること」

 あの狭い座席に人間を押し込んでいる。これも映画館の都合。これを指摘する人って、たぶんおちびちゃん。デブや長身の人間はつらくてたまらない。足を頻繁に組み替えざるを得ないこともよくある。腰が痛い人、同じ姿勢だと体がこわばる人もいる。しょせん、健康でひまな人にはよく分からないはず。

つまらなきゃ退出は当たり前


「途中退出する」
「どんな理由であれスクリーンを一瞬でもさえぎられたくない」

 我慢できないほどつまらない映画は多い。そんなものを見なきゃいけないのは苦行でしょ。金払って苦行するってアホでしょ。時間の無駄でしょ。それを他人のために我慢する?バカ言っちゃいけません。たった1800円ぐらいで前を横切るなだって?盗っ人猛々しくないですか?

「トイレは映画を見る前にすましましょう」

とうとう人間の生理現象を否定までし始めた。世の中、頻尿の人はいる。水を飲まないと倒れる人もいる。なんという心の狭さ。人間としてのレベルの低さ。

「エンドロールで立つ」

 この種の人が増えた。何を見てるの?楽しいの?読めもしないぐらい早く展開して、むしろ客には分からないようなしている無意味なスクリーン。正直、思う、昔の映画のようにさっとやめるべきだ。あのエンドロール終わるの待てって?暇なのね、おしっこいきたくならないのね。

「ポップコーンを食べる音がうるさい」

 映画館は食べ物はどんどん売りたい。だって娯楽施設だもん。ケンタッキーだってマクドナルドだって売りたいもの、儲かるなら。飲まず食わずに娯楽って、それ何?
野球、吉本、JリーグにBリーグに大相撲、みんな食って、ビール飲んでるよ。映画は違うの?

寝るのは自由


「スマホをいじる」

 人生で一度も映画館でスマホをいじってることが気になったこともないし、見たことがない。だって、こちらは映画館じゃスクリーンを一生懸命見ている。これを指摘する人って映画見てないんじゃないの?マナーをいいながら、まともに映画を見ない大馬鹿者?

「しゃべる・いびきをかく」
「これだけは守って欲しい。ひそひそ話でもダメです。アウト」

 映画の音量は大きい。ひそひそ話ぐらい聞こえない。聞き耳立てながら映画見てるのか?映画はみんな面白いのか。映画は中に入ってみるまで分からない。つまらなければ金返せというのも自由、寝るのも自由。

「二人だけの世界に入るカップル」

そのために映画館に来ている人多数。もてない人間のやっかみ。

「前のめりに座る」

ふんぞり返る姿勢はできない人が世の中にいる。呼吸器に問題がある人は、前のめりの方が呼吸が楽。:

大衆向け娯楽、上品さなんぞ無理


 映画館はもっと自由だった。たばこも吸えた。席までカレーライスを持ってきてくれるところもあった。映画館が売ってるものだけしかダメなんてバカなことは言わなかった。おしっこみたいなコーヒーを300円で買う人っておかしくないかあ?もちろん映画館側もすごかった。清涼飲料やアイスクリームを売るために暖房、冷房温度を上げたりした。

 オールナイトの日は深夜になると、酔っ払いだらけになった。あらためていうけど、映画館は2000円もしない安価な大衆向けの娯楽なのだ。そこに何万円もするクラッシックのコンサート並みのマナーなどあり得るはずもないのだ。

 ましてや、世界レベルでいえば、シーンとともに泣き、笑い、ブーイングをし、席を立つ、拍手をするというのがグローバルスタンダード。上記のような「マナー」なんぞ、世界から相手にされないことを言いつのる輩。やっぱり世界で恥ずかしい。

2018年8月2日木曜日

がん寛解後メタボでダイエット

 命がけのきつい抗がん剤治療で10キロも減った体重は、その後の2年で15キロ以上も増え、今度はメタボによる疾患が懸念されるようになった。食事の量は治療以前に比べかなり減っており、おかしいおかしいと言うだけだったが、中性脂肪や糖尿病の指標であるHba1cが基準値を超えるに至って、さすがにダイエットに取り組むことにした。

 抗がん剤の副作用と長期入院で落ちた体力が壁となり、きついトレーニングは難しいが、それでも、日々の運動を心がけ、食べ物、特に問題と思われるおやつに関しては、大幅に食べる量を減らした。さて、本当に効果あるのだろうか。


常に何かの症状


 退院してしばらくは体力の低下のためか、運動どころか歩くのもままならない状態。少し歩けば気分が悪くなった。年から年中、風邪をひいており帯状疱疹、副鼻腔炎、中耳炎などの感染症パレード。胃の調子が悪い状態が続いたり、頭がぼーっとしたり、人生であまり経験したことがない状態が続いていた。

 それでも、退院から1年半を過ぎたぐらいから、水泳を始めた。治療前、週1~2回、1日2000メートルぐらい泳いでいたが、さすがに最初は怖くて500メートル止まり。少しずつ距離を増やしていき、1000メートルぐらいまでは泳げるようになった。

 ただダイエット効果はほとんどなし。一生懸命泳いで心肺機能を高めるという方法もあるが、怖くて脈拍が1分間120を超えない程度に運動強度を抑えていたこともある。食べ物に関しては相変わらず。夕食後も、テレビを見ながらアーモンドやナッツの入った安いチョコを結構、食べていた。

おやつ、チョコをやめる


 例年より遙かに早い梅雨明けで、猛暑となった2018年7月、暑さのこともあり、チョコを食べるのをやめた。それ以外も会社で午前と午後、食べていたおやつ(といってもクッキー1、2枚ほど)もやめた。会社のおやつは、胃の調子が悪いころ、空腹にすると、気分が悪くなったためつなぎの食べ物を無理矢理入れていたのだ。まず、その悪弊を絶ちきった。

120段階段でウォーキングも開始


 その少し前の6月半ばの会社帰りのある日、最寄り駅からプールまで行くのに120段ほどの階段があることを思い出した。退院後、とても無理だと思っていた階段だが、上ってみると案外、楽に上れた。途中、息が上がる場面もあったが、「これなら続けられそう」と感じた。のど痛(しょっちゅうある)など風邪症状があってプールで泳ぐ気にならなくても、階段上りを含めたウォーキングならできそうだ。

 自宅から歩いてみると、階段を上がって自宅に戻るまで、ある程度の早足で約40分かかることが分かった。距離にして2キロ半ぐらいか。なかなかのウォーキングになる。会社帰りなら30分弱。プラス20分の遠回りだ。

1日平均400キロカロリー減


 以上2つの試みをデータ的に見てみると、まずウォーキングの消費カロリーは250キロカロリー程度。クッキーだと2枚入りが1袋で50~60キロカロリー。合わせて毎日最低でも300キロカロリーは減らせたことになる。不定期ではあるが、チョコ(1個30キロカロリーぐらい)は休みの日を中心に食べ始めると10個ぐらいぺろりと食べていたので、平均すれば1日100キロカロリーぐらい減っていた可能性がある。以上トータルで400キロカロリー。

39度発熱で一気に3キロ減。いずれ元の木阿弥に


 86キロ半ばから87キロ台を上下していた体重は、2週間ほどで85キロ台になった。(といっても85・8だが)。86キロちょうどということはあっても、それ以上にならなかった。ウォーキングも慣れ、「さあ、この調子」と意気込んだ矢先の7月半ば。例によって風邪をこじらせ、39度台が3日続くという悲惨な目に遭った。2日間、ほとんど食事はとれなかった。その結果、期せずして、体重は82キロ台。一気に3キロもダイエットしてしまった。

 この種の病気によるダイエットは、回復するとあっという間に戻るものなので、あまり喜んでもいない。まだ、ズボンのウエストのきつさは変わってないし。夏風邪が回復してのお楽しみだが、さて、そのころにはいくらぐらいの体重になっているだろうか。

2018年8月1日水曜日

今年もナイトプールの季節

 今年もナイトプールの季節がめぐってきた。というか例年より遙かに早い梅雨明けに7月中の酷暑で、出足は早かったはず。ただ、インスタグラムの「♯ナイトプール」を見ると、一般の若い女性からの投稿がずいぶん減った感じを受ける。昨年の今ごろは、ビキニ、ビキニ、ビキニ、があふれかえっていたが、さすがに素人がビキニ姿を全世界に発信するのは気が引けたのかもしれない。代わって主流になりつつあるのは、タレント投稿風。正直なところ、美しいがそれってちっとも面白くない。

 それでも頑張ってアップしている素人の皆さんに拍手。



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