2019年5月28日火曜日

しまなみ海道で1時間200メートルの渋滞経験

 しまなみ海道は車も少なくいつもスムーズに走れる、そんなイメージを持ってました。過去3度走ったけど、いずれも渋滞なしの快適なドライブ。でも、今回ばかりは違ってました。1時間で進んだのはわずか200メートル。東名や中央道でも経験したことがない渋滞。「いったいいつになったら進むのか」恐怖でパニックになりそうな、困った渋滞でした。10連休中のことなので参考にはならないかもしれないけど、しまなみ海道でもそんな渋滞があるんだあと、皆さんにお伝えしたいところです。


10連休、上り25キロ


 渋滞に捕まったのは5月3日午後7時ごろ。松山市を観光しての戻り、今治からしまなみ海道へ入りました。入る直前、因島北を先頭に大島北まで渋滞25キロとの表示を見ましたが、大したことはないだろうと高をくくってました。
 

大島北付近でピタッと止まる


 大島島内はスムーズに進みましたが、渋滞は突然やってきました。夕暮れとなりました
が、完全に暮れたわけではありません。ハザートランプをつけ、最後尾につけます。少しすれば動くと思ったけど、ピタッととまったままです。5分、10分、15分。動きなし。少し不安になってきました。すると、少し動きました。道路沿いの標識を見ると、100メートぐらいは進んだみたい。でも、そこでピタッと止まります。

口コミも悲鳴、Uターン車も



 また時間がすぎていきます。外はさすがに日が暮れて真っ暗。ネットで口コミを見てみると「橋の上で1時間も動かない「こんなひどい渋滞は初めて」と悲鳴にも似た声が並びます。前の方を見ていたら、数十メートル先で車がUターンしました。中央分離帯こそないものの、対面通行の高速道路。Uターンは道交法違反じゃないの?と思いますが、そうやって引き返す勇気はありません。
 

事故はなし、でも事故と騒ぐネット住民


 時間は刻々と過ぎます。しばらくしてまた100メートルほど動きました。時間は8時を過ぎそうです。1時間で200メートルなんて、目の前で事故が起きて通行止めにならない限り、なかなか経験しそうにない渋滞です。「誰が事故を起こしたんだ」「事故を起こしたヤツは死ね」と事故渋滞を疑う声も多数出ていましたが、結果的にはみんな「ガセネタ」。事故なんぞ起きていません。ネット世界、これだから信用できないんだよなあ。

1時間後、動き出す


 8時を過ぎ、渋滞にはまって1時間過ぎるころ、なぜかゆるゆると動き出しました。制限速度はだいたい70キロぐらい(記憶曖昧)ですが、それぐらいの流れになっています。渋滞はどこに行った?なんで、1時間止まったままなの?と疑問は起きますが、分かりようもありません。数キロ走ったところで、瀬戸田パーキングエリア(生口島)が見えてきました。ほぼ全部の車が、さほど大きくない駐車場へ吸い込まれていきます。当然、トイレ休憩、それに今までのことを考えると、渋滞は続きそうだからです。


制限速度は維持


 ところが、瀬戸田PAを出た後、ほとんど渋滞と思えるようなことはありませんでした。それなりに車が連なっており、ビュンビュン飛ばすというわけには行かなかったけど、制限速度ぐらいのスピードは維持できました。

 いったい、何が起きていたんしょう。しまなみ海道は大半が1車線のため、各島のインターチェンジから流入する車が影響して、あんな渋滞が起きたのかなと予測しています。それにしてもあの渋滞は気持ち悪かった。サービスエリアは今治寄りの来島海峡SAしかなく、PAも瀬戸田と尾道寄りの大浜(因島)だけ。途中、島に降りてもコンビニすらなさそうな雰囲気。皆さん、いっん島で降りて休憩するなど、逃げるに逃げられず、前に進むしかなかったのかもしれません。

主要国道、片側1車線時代を思い出した


 高速道路網が整備される前の時代、国道は1号、2号といった主要幹線でも片側1車線が多く、激しい渋滞が起きていましたが、そんなことを思い出しました。10連休という特殊なケースの出来事ですが、ほかに逃げ道がないしまなみ海道の場合、出入りを自由にするなどもっと柔軟な対応はありではないでしょうか。そうした方が、島々の店が潤うような気もします。

0 件のコメント:

コメントを投稿