2019年5月24日金曜日

松山城観光に車で出かけるなら 駐車場はちょっと工夫を

 40年ほど前、2年ほど住んだ愛媛県松山市を訪れた。20年ほど前、出張で一度行ったことがあるが、空港→仕事先→空港で、結局、どこも歩かなかった。さて、今回の目的は松山城を見ることだった。住んでいた当時、なぜか松山城の中に入っていない。体力トレーニングと称してほとんど走るように標高132メートルの城のある頂上まで登ったが、お城の中までは行かず。というか、当時、松山城が全国で12しかない、明治維新当時のお城と知らず、文化財にもまるで興味がないため、見学しようとも思わなかったのだ。


ロープウエー商店街って?


 年月を経て観光で訪れてみると、松山市一の繁華街「大街道」と電車通りを挟んで北に延びるロープウエー商店街(昔はそんな名前はなかったよーな)がずいぶんきれいになっていて驚いた。バリアフリー化され、いかにも観光街の趣。10連休とあって、観光客の数も半端なく多い。記憶では、ロープウエーの乗り場はあったものの、寂れた場末の観光スポット。生まれて初めて伊予柑を買ったのは、この通りの果物屋だったような気がする。まだマイナーな果実だった伊予柑。あまりの美味しさにびっくりした思い出がある。

車を停めるなら、電車通りの南側


 くどくど書いてしまったが、本論は(大げさか)車で松山城観光に来たとき、どこに車を停めれば安く済むかというお話だ。結論はちょっとだけ遠くなるが、大街道側に停めた方がお得ということだ。
 観光客の常として、スポットのできるだけ近くに車を停める。ロープウエー商店街から少し入ったところには小さな駐車場がいくつもあるが、いずれも満車。料金は首都圏などとは比べるべくもないが、1時間300円ぐらいだろうか。

夜の方が料金高い?飲み屋街だから?


 前述したように、松山には一応の土地勘はある。満車になっているのを見て、電車通りを挟んだ、大街道側はどうだろうかと考えた。松山一の繁華街だ。駐車場はもっと満杯で料金も高いはずと考えるのがふつーだろう。しかし、松山の特性がある。大街道の東側に広がっているのは飲み屋街なのだ。週末、むしろガラガラになりやすい。

 そこで、大街道の東側、住所で言えば一番町へと車を走らせた。すると、狙い通り、どこの駐車場も空車マーク。料金を見ると、8時から17時までなら70分で100円。びっくりするほど安い。ロープウエー近くの3分の1以下だ。なぜか昼間の方が夕方以降より安く、17時以降は60分300円だった。
 飲み屋街だから当たり前?いやいや、車に乗って飲みに来たらダメだろう、そんなまともな話をしても意味はない。現実として、そうなっているのだから。


1000円近く安く済んだ


 停めたところは電車通りから100メートルほど南側。電車通りの北側がロープウエー商店街なので、遠くなったと言ってもせいぜい100から150メートルでしかない。
 松山城に登って下り、大街道をぶらぶら歩いて計4時間、車を停めたが料金は280円だった。ロープウエー近くに比べ、1000円近く安上がりで済んだ。
 地域によっては、いろいろあるものだ。

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