2021年10月2日土曜日

糸杉と星の見える道、額に入れたら本物みたい

  ゴッホの名作「糸杉と星の見える道」を持っています。オランダのグレン・ミュラー美術館に収蔵。本格的な油絵ですが、もちろん偽物。というか、複製品です。2014年、中国・深センのダーフェン(大芬)という場所にある油絵村で購入しました。今回の話題は額縁に入れると、まるで違うってお話です。



 というのも、縦91センチ、横61センチの大きさで、A判ともB判とも違い、ちょうど合う額縁が見つからず。またこの大きさとなると、額縁はかなり高価となるため、自作してみたのです。かなり簡単な作りで、幅3センチのほどの垂木を買ってきて、接着剤でつなぐだけ。絵は画鋲で止めました。 

 油絵はかなりの重量があり、時間がたつにつれ、キャンバス地や絵の具の重さで、部分的に膨らんだりずれたり。画鋲だけでは固定しきれず、かなり悲惨な状態になっていました。




 最近になって、IKEAに立ち寄った際、A判ともB判とも見えない大きなポスターフレームを見つけました。大きさは91センチ×61センチ。調べてみると、この大きさは国際的な基準で「L」に該当することが分かりました。一番安いタイプで2950円。購入費が5000円程度だったので、これならお互いちょうどいいと判断しました。

 組み立てる際、透明なカバーの両面に貼られている薄いフィルムのはがし方が分からず、戸惑いましたが、厚みのある油絵なのでカバーはかけないことにしました。フレームに納めてみると「おお、これはまさに油絵」「ゴッホだあ」という不思議な感覚になりました。やっぱ手作りの簡単額縁とは違いますなあ。

 もっともこの大きさになると、家の中に飾るスペースはありません。まあ、これも仕方ないなあ。


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