2018年12月28日金曜日

痛いよ、虫歯の治療 キーンと全身貫く

 歯の治療ってどうしてあんなに痛いんだろう。キーンと全身を貫くような激痛が走る。両手ともこれ以上ないぐらい強く握って耐えるしかない。足も思いっきり突っ張り、額には脂汗だ。歯の治療で痛いと言ったら「最近はそんなことはないだろう」と訝しむ反応も多い。でも痛いのだ。我慢が足りないわけでなく、本当に痛いのだ。知らないヤツに経験させてやりたいわ、あの痛み、ったく。

削った後の白い詰め物

セラミックスおしゃか


 右下側の奥から2本目の歯が痛くなった。最初は硬いものをかんだときだけだったが、冷たいもの、熱いもの、いずれもしみるようになった。はっきりした記憶はないが、すでに何度か虫歯の治療をしており、数年前、銀歯ではなくセラミックスを入れた。確か14万円という高価なお値段だった。大きな治療だったが神経は残っていた。

歯周病で月1回通院


 放置したわけではない。その歯の周辺には大きめの歯周ポケットができていてこともあり1カ月に1度は通院し、治療を受けていた。ポケットの周りのプラークを取り除き、抗生物質を塗るなどの治療で、ときどき、発生した「硬いものをかむと痛い」という現象も、治療後はしばらく治まっていた。

虫歯の痛みに変わる


 ところが12月初めに再び、食べ物をかむと痛くなり、左の歯でかむしかなくなった。冷たい、熱い食べ物、いずれに対してもしみる。歯医者に出向き、状態を訴えた。歯科衛生士が右奥から2本目の歯に冷気を当てると、痛みで「うっ」となった。虫歯と判断したらしくすぐに治療が始まった。医師は麻酔を打ち、セラミックをどんどん削っていく。

 セラミックスのせいか、こげた臭いがする。何度が激しい痛みに遭遇したが、次第に麻酔が効き始めたのか痛みはなくなった。歯科衛生士が抜いた神経の後をぐりぐり触っている感じがうかがえたが、痛みはない。この日は45分ほどで治療終了。痛みが出るかもしれないと、痛み止めの「ロキソニン」を処方されたが、世話になることはなかった。

最初の治療から4日、痛みの衝撃走る


 歯の神経は抜いたが炎症が残っており、神経を抜いた後を消毒して、抗生物質を入れる必要があるといわれた。歯にかぶせものをするのは炎症が治まってからになるそうだ。

 4日後、歯医者を受診。歯にかぶせた臨時のふたを取り、再び神経の中を消毒する作業が始まる。歯科衛生士がふたを取る瞬間からどことなく痛みのような衝撃のようなものが走っていたが、神経を触るといきなり「痛い」のだ。痛いどころじゃない、激痛だ。どんなに顔をしかめても容赦なく、ぐりぐりしている。

 さすがにやばいと思ったか、衛生士は医師を呼びに行く。医師が麻酔を打って作業を続けるが、全く変わりがない激痛。どうなってんだといいけど、とにかく耐えるのみだ。

次の治療も激痛


 実はこんな歯の治療での激痛は過去2回味わっている。一度目は20年ほど前、左上の歯の一番奥、2度目は10年ほど前でその下側だ。いずれも、抜いた神経の跡がどうなっているか調べるために、ぐりぐりやっていた。激痛だったが、その話しを周囲にすると、「麻酔をかけないの?」などの声が届いていた。そこで、医師き尋ねてみると、神経をとると必ずやらないといけない作業。炎症が激しいと、麻酔も効かないんだよねえ。

 それから6日後、再び治療。ふたを取る瞬間から痛みは始まった。そして激痛、激痛、激痛。10%ぐらいは軽くなったけど、拳を握りしめて耐えるだけの痛み。場所によっては、「うっ」と声が出る始末。次の治療はまた1週間後。恐怖の日々が続く。

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