2019年1月14日月曜日

デジカメ、1年の壁、基板が壊れるなんて

 昨年7月20日に購入したパナソニックのルミックスTZ90。1年1カ月ほど過ぎた8月下旬、充電しようとすると赤いランプが点滅し、充電できなくなった。パナソニックで調べてもらった結果、基板が壊れており交換が必要という結果に。コンパクトデジカメといっても5万円近い高級機。どこかにぶつけたこともなく、丁寧に使っていたのに、わずか1年ちょっとで致命的なトラブル。デジタル製品のこの弱さってどうにかならないものか。

前兆とも思える現象、赤ランプ点滅


 致命的なトラブル発生前に前兆とも思える現象が起きていた。購入1年の保証が切れる少し前の7月10日ごろ、充電しようとしてUSBケーブルをつないだところ、いきなり赤ランプが点滅し始めた。取扱説明書には赤ランプが点滅すると、高温や低温の環境を避け、10-30度の状態でケーブルをつなぎ直せとあった。

 ところが、何度やっても状態は変わらない。パナソニックに電話すると「送ってもらって調べるしかありません」との答え。まさか「そんなに早く壊れるはずがない」。と思った翌日、ケーブルをつなぐと問題なく充電を始めた。今年は梅雨明けも早く、7月初めから異常な高温が続いており、そんなことが影響したのかと漠然と思っていた。

充電できず、撮影は可能


 その後、1、2回は持ち出して使った。当然、その後は充電するが特に問題はなく,赤ランプの点滅もなかった。トラブルのことを忘れていた8月20日過ぎ、翌日の外出のため充電しようとしたところ、赤ランプの点滅が始まった。充電も進んでいない。

 これはやばいと思って、取りあえず充電はしないまま出かけて、何十枚か写真を撮った。バッテリーがある限り、問題なく撮れていた。電源が残っている間に、PCに動画、画像をコピー。間もなくしてバッテリーがなくなった。その後はコンセントにつなぐと、赤いランプが点滅するだけで、まったく充電しなかった。前回のこともあり、翌日はどうかと思ったが状態は変わらず、充電はしないまま。今夏の高温が影響かと思い、ビニール袋に入れて冷蔵庫で冷やしてみたりした。

秋葉原にパナの修理工房、基板壊れている


 パナソニックのサイトで、その場で技術員が修理をするという「LUMIX&Let's note修理工房」が秋葉原にあることを知った。「直接修理品をお持ちいただければ」とある。早速、持って行き見てもらうと数分で「基板が壊れており」「交換が必要」との診断が下った。デジカメの中枢とも言える部品のトラブル。サイトで部品交換は修理費が一律1万円(1万800円)とあり、元の値段を考えると、交換してもらう以外の選択はなさそうだ。

原因は分からないまま


 なぜ壊れたのか原因は不明のままだ。ほとんどぶつけたこともなく、きれいに使ってきた。わずか購入1年で、経年劣化が疑われるような段階でもなく、基板が壊れるとは。充電で100円ショップのアダプターやUSBケーブルを使ったりしてるけどと話したが、そういうことで基板が壊れることはないと担当の人は話した。

保証期間内に持ち込んでおけば


 1カ月少し前、保証期間内のあの時点で持ち込んでおけば、たとえトラブルは再現されなくても、異常なしの診断が下され、その後のトラブルに対する影響も変わってきたはず。加えてこのカメラは、購入して1カ月ほどで、液晶画面が暴走を始め、一晩続くというトラブルも起こしている。4K動画が撮れるなど、かなり高機能のデジカメだが、安定性の方もなんとかしてほしい、と思う。

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