2019年3月17日日曜日

着物はやっぱり日本のお嬢さん 川越で見た

 6年ぶりに小江戸として観光地化している川越の蔵造りの町並みを歩いてきた。土産物屋がずらりと並び、平日でも多くの観光客がぶらぶらするのは同じだったが、とても目立ったのが着物姿の若い女の子たちの多さだった。
 いわゆるレンタル着物姿で、昨年京都であまりの多さに驚き、お正月には浅草でも多く見かけたが、少し違ったのは女の子たちの美しさだった。お化粧もきちんとしていたが、立ち姿がとても決まっていた。京都や浅草とはどこか違う雰囲気を感じたのだ。


違う外国人との着こなし

 なんでだろうと、ふと考えてみると、川越で見た彼女らの多くは日本のお嬢さんだったと思われることだった。京都で見た着物の女性の姿は結構すごかった。裾は乱れているし、帯なども崩れていた。草履を履かず、スニーカーの女の子もいた。着物は体型を隠してくれる服だと思っていたが、肥満体を無理矢理詰め込んだような変な着こなしで、それじゃせっかくの着物が台無しという女性も多く見かけた。言葉を聞いていると、彼女らの大半は外国人観光客だ。中国、韓国、台湾、あるいはベトナム。日本観光に訪れ、美しい着物を着るのは一大イベントなのだろう。寒かろうと、暑かろうと頑張って着ている印象がある。

着崩れもなくぴしっとした立ち姿

 これに対し、川越のお嬢さんたちはレンタルを着ていても言葉を聞く限り大半が日本人のようだ。着崩れなどなく、みんなぴしっと立っている。縁石に腰掛けるような子もいない。足下も草履、たび。ただし、その姿だから、歩くのは遅い。しゃなりしゃなりと歩いており、大股でさっさと歩くような子もいない。裾をつかんで乱れるのを抑えるような仕草をする子もいた。

立ち振る舞いを知っている

 考えてみれば、ほとんど着ることがないといっても、日本人の女の子にとって、着物を着たときの立ち振る舞いはそれなりに当たり前のこととして分かっているのだろう。歩き方、立ち方、座り方。いずれも大きな動作はできないはず。そこがきちんとしているから、着崩れもないのだろう。

世界のあこがれ、日本の着物

 それにしても、旅行先で現地の民族衣装を着て歩き回るなんて、珍しい現象だ。韓国に行ってチマチョゴリの記念撮影はしても、歩いたりはしないだろう。ヨーロッパのドレスもしかり。観光客が着る着物は正絹ではなく、洗濯機で洗える布だろうけど、見ていると本当に美しい。海外からの観光客があこがれる気持ちもよく分かる。ちなみに川越のレンタル着物は3240円だった。
 

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