2019年3月27日水曜日

ようやく終わった虫歯治療 治療も費用も痛い、痛すぎる

 長かった。ホント長かった。痛かった。ホント痛かった。約2カ月以上続いた虫歯の治療がようやく終わった。確かに進んでいたが、これほどひどい目に遭うとは思わなかった。おまけにセラミックを入れたために12万9600円とベラボーな費用。なんかとてもむなしくなる。

セラミックスが入っていたが


 12月28日に書いたように、治療の開始は12月初め。大きな歯周ポケットがあり、ずっとしみるのに悩まされてきた部分が、11月頃から我慢できないような症状に変わった。10数万もかかったセラミックスが入っていた歯だけになんとかならないかと思ったが、あまりの加減悪さに虫歯ならさっさと削ってと歯科医に言ったのだ。

心の中で叫ぶ


 1回目の治療は麻酔のおかげでそれほどでもなかったが、2回目以降は歯科衛生士が担当。取り去った神経部分の消毒で、ものすごい痛みを味わった。もちろん涙も出る。全身を突っ張って痛みに耐える。真冬なのに体が熱くなってコートがしばらく着られない。
 4回目ぐらいか、3本ある神経のうち、もっとも太い部分の痛みがなくなった。なにかをグリグリやっているようだが、何も感じない。しかし残り2本の部分に来ると、「うあー」と声にならない声を心の中で叫んでいた。

治療終わらず年越し、おまけにインフルエンザ


 こうなってくると、歯医者通いはほとんど苦痛以外何物でもない。年内に詰めてもらって治療終わりという夢も消えてなくなり、年を越した。12月24日の治療後も、年末年始が心配と28日までグリグリやった。年明け7日、もう大丈夫かと思ったら、治療しない間のための歯のふたを取った歯科衛生士が「うみと出血が」と報告している。
 その直後、インフルエンザにかかった。40度近い高熱で1週間、治療お休み。23日は「まだ治ってない」。年末ほどの激しい痛みはないものの、グリグリやると、痛い。「インフルとかやると、免疫が落ちてしまうことがある」と歯科医。一体いつ終わると絶望的な気分になる。

1月末にようやくめど


 30日、いつものように痛いのかとかまえつつ、やっぱり痛い。ただこの日変わっていたのは、衛生士から「神経に抗生物質を入れました」と言われ、レントゲンを撮ったことだ。薬なら今までも入れてきたじゃんと思っていたら、受付のお嬢さんから「治療が終わりに近づきましたね」と言われた。はい?私なりの解釈だと、今までは消毒の薬、今回は抗生物質。これを入れれば後は詰め物を入れるだけらしい。

歯の根っこが溶けている


 実はこの治療の2日前、左の一番奥の歯の詰め物が取れていた。右がかめないので左ばかりでかみ続けたことが原因らしい。その歯も同じように痛い治療をして10年。神経はない。こちらの歯はあっという間に削られ、詰め物の型が取られた。簡単なものだ。
 とうとう2月に入った6日。左に金属を詰めると、肝心の右下の歯について、歯科医が保険にするか、適用外のセラミックするにするかと聞いてきた。

 歯の根っこの二股に分かれた部分が歯周病や虫歯で溶けており、出血が続いている。そんな状態で硬い金属の歯を入れると、短期間で歯が割れ抜く羽目になる可能性がある。私としては柔らかいセラミックスの方がいい、と判断を求めてきた。

治療途中で心変わり、またセラミックスに


 最初は銀歯でいいと思った。そして準備が始まった瞬間、気持ちが変わった。「先生待って」「セラミックスにするわ」。大金だけど、どーせ墓場に持って行けないと思ったのだ。「急に言わないでよ」と言いながら、歯科医はなにやら治療をしている。そりゃ13万円近いお値段、文句は言わないよな。
 あっという間に土台ができた。保険が効かないけど、溶けた骨部分が再生していくような薬を使うという。そりゃ13万円だもん。少し心配なのは出血があると指摘されている件。「歯に詰め物をして、割れたところが閉じない限り続く」と怖いことを言う。3、4カ月は毎月点検する必要があるし、硬いものをかむのダメと衛生士が話した。


いつでも取り外せる


 13日、めでたくセラミックスが詰められた。いつでも取り外せるようにと、きわめて小さな金属のぽっちがついていた。先代と併せて27、8万か。前回詰めた当時は、仕事も現役で給与も高く、確定申告の医療費控除でかなりが戻ってきたが、収入が少なく税金も納めていない今では、大して戻ってはこないだろう。
 とにかく、さっさと再生して、硬いせんべいがかめますようーに。

 

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