2019年4月9日火曜日

痛い巻き爪、あっさり治癒。お医者さん、さすが

 右足の親指が巻き爪になった。歩行困難というほどではなかったが靴を履いて歩くと痛い。1年ほど前に始めたウオーキングもやる機会が少し減った。そこで皮膚科を受診したのだが、治療すると一発で治まってしまった。病気とも言いにくいこの種の疾患は、爪の切り方を工夫するとか、対処法があると聞くが、最終的に、というか最初から医療に頼るのが正解だったのかもしれない。

深爪は避けたが


 巻き爪になったのはいつごろからだったろう。3年前の今頃まで半年にわたった抗がん剤治療で両手両足の爪はすべてはがれ落ちた。その後、新しい爪が伸びてきて、正常な状態に戻ったのだが、今度は巻き爪になった。当初、歩く量が少ないためではないかとの指摘もあり、ウオーキングというほどではないが歩いてみたり、爪の切り方も、よく書かれているように深爪をしないなどを実践してみた。
 

年明けから痛み強く


 ところが皮膚科の医者によっては「ふつうに切ってください。痛みが出たときは化膿しているので抗生物質入りの軟膏をぬればいい」などの意見もあり、特に対策は取らなかった。だが。年明けぐらいから痛みが強くなってきた。ただし、素足で歩く分には痛みはない。そんな中で取りあえず、近所の皮膚科に受診した。

ペンチのような器具でいきなり治療 痛い


 医師に足の巻き爪と訴える。医師はすぐに「ペンチのようなものが器具が何種類か入った箱を持ってきた。「巻き爪だねえ」と言いながら、指で軽く爪の周囲を抑える。それほどひどくはないね、と言いつつも、看護師には「これは痛くなる」と小さな声で話している。で、いきなり治療が始まった。ペンチを爪が食い込んだところにねじ込みパチンと切る。怖くてとても見てられらなかったが、ペンチを突っ込む際、かなり痛い。

 昨年暮れから2カ月ほど虫歯の治療でとんでもなく痛い目に遭ったが、その経験がないと耐えられなかった思うぐらい。途中、額から汗が出てきた。親指の爪、右側の食い込みを治療。ほんの数分ほどだった。医師は「出血もないから大丈夫」と話した。終了後、看護師さんが消毒してガーゼを巻き、終わり。多少の痛みはあったが、歩けないほどではない。

2日で痛み消失


 特に生活の指導はなく、消毒液をもらい、飲み薬の抗生物質、軟膏、ビオフェルミンが処方された。滅菌ガーゼがなかったので、ドラッグストアで購入した。当日はともかく、2日もすると、痛みはまったくなくなった。あれ、今までの我慢は何だったの?という感じもする。痛みから逃れるため変な歩き方になったり、靴を替えてみたりしたが、受診するのが先立ったのではないかと思った。

今度は左側が


 この種の病気か病気でないか、ぐらいの場合、病院受診のハードルは高い。わざわざいかなくてもと思う人も多いだろう。でも、痛い思いはしたとはいえ、これだけあっさり治ると、さすがにもっと早く行けば良かったと思う。そんなことを言っていたら、治った部分の反対側、つまり右足親指の爪左側の食い込みが痛くなり、4日後に治療。同様にあっさり治り、これですっかり巻き爪の痛みから解放された。

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