2021年6月24日木曜日

コンクリートの修復をしてみました

  両親が住まなくなって10年、実家の縁側にあるコンクリートの床が悲惨なことになっていました。たくさん、ひび割れができ、割れ目からは雑草が生えています。割れたコンクリの破片は、ばらばらになって、使えそうもない状態です。直せるのかな、などと考えていたある日、ダイソーで500グラム入りのコンクリを見つけました。裏面の表示を見ると、水を加えるだけ。これなら縁側前のコンクリ埋めにちょうどよさそうです。梅雨の中休みで30度近く気温が上がった日に挑戦してみました。

濃いグレーの部分がコンクリートを塗ったところ。
ほとんど片付いていません。

 とはいうものの、人生でコンクリを溶いたことなど一度もなく、塗り方も知りません。一応、ヘラを準備しましたけど。そこで、ネットでコンクリ修復を調べると、いくつか動画が出てきました。溶かし方、塗り方がある程度分かります。さあ、スタートです。

 まずは水で溶きます。袋の指示に従って500グラムに対し100CC。割る前の割り箸をそのまま突っ込み、グルグル。混ぜるのはちょっと細すぎる感じ。スプーンとかヘラみたいなものの方がいいかな。最初、混ぜにくい感じがしましたが、しばらくかき混ぜると、かなり柔らかくなりました。正直、もうちょっと水は多くていいかな。

 動画に従って、コンクリ床の上には水をまきます。そしてすぐにコンクリを塗っていきます。というより、埋めるかな。縦横7~8センチほどの大きさで床がかぱっと取れたところへまずコンクリを入れます。さらに4~5センチ四方あいた場所。そこで、ふと困りました。

 もう8割方は使い切っているのです。残りは細いひび割れを10センチぐらい埋める程度か。実際に埋めたい場所の3割ぐらいしか作業は済んでいません。といっても、コンクリはありません。

 30分ほど待つと、少し固まってきています。動画に従って、埋め固める作業の開始です。ケーキにクリームを塗りつけるように、へらを押しつけろ-そんなやり方で埋め固めていきます。細いひび割れも同様です。塗り固めるのに10分もかかりません。後は放置するのみ。

 コンクリを混ぜたりする入れ物は固まってしまうのかと思ったら、水で洗えばきれいになりました。まだ使えます。残念ながら、作業はここまで。実家を離れなくちゃなりません。次に行くのは1カ月か2カ月後。ちゃんと固まっているのかなあ。

 教訓=コンクリは案外多く必要です。

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