2017年12月14日木曜日

アクアライン連絡道路で33キロオーバー、あえなく2万5000円

 何気なくバックミラーを見た瞬間目を疑った。天井で赤色灯を点滅させたグレーの車がぴたりと私の後ろについているのだ。「ええ、アタシ?スピード違反で捕まるの?」と思わず声が出た。場所は東京湾アクアラインの木更津金田インターを過ぎて数キロの連絡道。反則切符を見ると、住所は袖ケ浦市になっている。木更津のアウトレットに向かう車が多いせいか、この場所に来ると、多くの車が木更津金田インターから降りてしまい、車の量が減ってしまう。そんな場所でアクセルを踏み込むこともなく左の走行車線を走っていて、とっつかまってしまったのだ。33キロオーバーで2万5000円。情けないこのトラブルの顛末を紹介すると。

スピード違反は40年以上無縁


 自慢じゃないが、20歳ごろに市街地の40キロ道路で18キロオーバーをしたのが最後で、その後は40年以上一度もスピード違反でつかまったことはない。常に法定速度を守るといったバカな運転をしているわけではないが、流れの中で走ることを心がけており、追い越し車線でぐんぐん飛ばすようなことはまずやらない。それに、日常的に走ることが多い、第3京浜、横浜横須賀、東名、圏央道など通行量が多くて流れも速く、よほどの運転をしない限り捕まることはない。小田原厚木道路だけは70キロ制限ということもあり、かなり慎重に運転しているが。というわけで、今回のスピード違反はまさかまさか、だったのだ。ただ一言いや三言も五言も千葉県警に言いたいが、やっぱ、私のスピード違反摘発はかなり嫌らしい、いや卑怯だろうそれ。

制限速度は80キロだった


 川崎からアクアラインで千葉方面に向かうと、暗くて狭いトンネル内ではよほど慣れていないと、そんなにスピードは出せない。海ほたるをすぎ橋の上に出ても、通行車両は多い上に海ほたるからの合流車もあり、制限速度の80キロを大幅に超える運転は難しい。もちろん東京湾が広がる眺めも良いし、焦って走るのももったいない。
 問題はアクアラインの料金所を過ぎ、連絡道路に入って木更津金田インターを通過したあたりからだ。車の数は減り、走りやすい直線の道路が続く。おぼろげな印象としては少し下っていた感じがする。こうした状態だと、軽くアクセルに足を置くだけで100キロは超えてしまう。私は追い越しをかけようとするつもりもなく、漫然と左車線を走っていただけなのだ。そんな状況だからパトカーに追尾されたときにはびっくりした。違反切符を切ったおまわりさんは、113キロ出てました。この道路は80キロですし、表示もあったはずと説教をたれた。だがしかしである。上記の理由からこの連絡道を80キロにしておく理由が分からない。数キロも走って館山自動車道に出れば制限速度は100キロ。特段複雑な構造でも見当たらないまっすぐな道路なのに。

スピード出やすいことを知ってるはず、そこに覆面パト投入?


 勝手な推測だが、千葉県警はおそらく連絡道がスピード違反を起こしやすいことを知っている。覆面パトを走らせれば絶好の餌食がうようよ走っていることを知っている。80キロ制限守らせようとするなら、通常のパトを走らせドライバーを威圧するだけで十分なのに。しかも捕まるのはよそ者。次に来るときは忘れているかもしれないのに。川崎方面から来るドライバーは首都高の湾岸線を通ってくる。首都高の中では圧倒的に流れが速い。だからよけいでもスピードに対する感覚が鈍くなる。それ故の覆面パトだとつくづく思う。やっぱりいやらしいよ千葉県警。

プジョーの安定性が良すぎることも一因?


 ところで、わが愛車プジョー2008側にもやや問題が。自慢するわけではないが、日本車に比べて高速安定性がかなり良い。113キロと言われて初めて分かったぐらいで実際には90キロぐらいの感覚だった。以前、乗っていた2010年式フォルクスワーゲンゴルフに初めて乗ったとき、日本車に比べ圧倒的だった高速安定性にびっくりしたものだが、100キロを超えたときのそれより、さらに安定性をよく感じる。先日、新東名を走ったのだが、何キロとは言えないもののかなりの高速で安定しているのにはびっくりしたものだ。今回のスピード違反にそのことが多少は関係している可能性もなくはない。
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