2017年12月19日火曜日

カサブランカ、東京・南青山の店で本格復活 ホームページにコーナーも

 復活した高級籐家具カサブランカの最新レポートです。12月半ば、在庫や商標を買い取った家具インテリアメーカー「エスティック」の東京・南青山のショップ「エスティックインアウトリビング青山」=東京都港区南青山6-1-3=で本格的な販売が始まってました。エスティックのホームページにはカサブランカのコーナーも開かれておりファブリックの色合いや価格も出ていました。小規模だけど、本格的な復活です。かつてのように全国の家具店に並ぶなどの発展を遂げていくのか、興味深いところです。




当時売れ筋の「ガテンザ」が展示


 南青山のショップは参道交差点から根津美術館方向に約5分のコレッツィオーネというビル2階にあります。安藤忠雄氏の設計とかで、コンクリート打ちっ放し、まるで迷路のような階段がある面白いビルです。
 お店はそれほど大きな店ではありません。おしゃれな家具があちこちに並んでいます。入口入ってすぐにカサブランカでも一番の売れ筋という「ガテンザ」が展示されていました。今年の3月に見た時と同じ場所、ファブリックもグレーというか青というか、比較的地味な色合いの物が置かれていました。ホームページを見ると、あまり正確な記憶ではありませんが、値段は当時とおおむね同じぐらいかな。「ガテンザ」を3人掛け風に組み立てた場合、40万円ぐらいしますから、相変わらずなかなかの高級品です。




ファブリックは自主開発 世代変わって引き継がれるケースも


 お店の人に聞くと、ファブリックは基本的にはこちらで開発したものとのこと。以前のカサブランカは花柄など派手な模様が多かったようだけど、自主開発の商品では無地などシックなものが多くなったと話してました。
 こちらがファブリックが古くなって、どうしようかと思っていると話すと、そういうお客さんがとても多い。25年ぐらい前に買ったのだけど、傷んでしまって変えようと探してきたという人が訪ねてきたり、電話があったりします。特に「ガテンザ」に関してはとても問い合わせが多いそうです。
 また、「実家にあったのだが、こちらに持ってきて使いたいので」と、世代が代わっても引き継がれるケースがあったり、新しい物を買いたいとの要望もあったりするとのこと。籐が部分がとても頑丈にできていることを示しているようです。「この店に並んでいる商品は少なかったですけど、ファブリックの交換などはホームページで見てほしい」と店の人は話してました。




ホームページはこちら
http://www.estic-jp.com/casablanca/

0 件のコメント:

コメントを投稿