2018年4月5日木曜日

今年も神宮でカープ戦 去年に続き負けちゃった

 地元広島ではほとんど手に入らない、プラチナチケット化したプロ野球のカープ戦。でも、ヤクルトの本拠地神宮では何の苦労もなくチケットをゲット、神宮開幕第2戦を見てきました。残念ながら5-8で敗れ、開幕4連勝でストップしてしまいましたが、初夏を思わせる暖かい空気のもと、広島の戦いぶりを楽しんできました。

満員御礼

前日夜までチケット十分あり


 チケットの入手は極めて簡単でした。4月3日からの三連戦が神宮であると知ったのは、開幕日のこと。スワローズのサイトで見てみると、ネット裏こそ満席でしたが、1塁側、3塁側ともネット裏に隣接する区域がかなり空いています。毎日のようにチェックしていましたが、試合前日の深夜になっても、座席はかなり空いており、「じゃこれでいいか」とネットでチケットを購入しました。さすがに端っこは空いていませんでしたけどね。翌日、つまり当日にセブンイレブンでチケットを発券してもらいました。

お供はベトナムのバイミー


 昨年5月に神宮デビューを果たし、ほぼ1年ぶりの球場観戦です。圧倒的なスピードで桜が満開となり散ったように、変な陽気の今年、4月初めというのに試合開始時間でもおそらく20度を超える暖かさです。試合開始時点でネット裏周辺は6割の入り。
 感染のお供はベトナム風ファストフードのバイミーです。フランスパンにハムや野菜、パクチーなどを挟み、チリソースをかけたサンドイッチです。値段は550円。何せ球場内の食べ物は美味しくもないし値段も高い。昨年、こりごりしたので自衛です。

あんまり美味しそうに見えません

こんなに席は狭かった?前屈みでしか見られない


 さて席に座ろうと思ったら、自分の席の左右に結構、がっちり目の中年男性。「え、あの席に座るの?」と、一瞬ひるみます。何とか座ったものの姿勢良く座ると、両肩が当たってしまいます。とすると、前屈みで見るしかないのか、ここは。神宮の座席は最低と言われているけど、今時、この狭さはいやになります。去年は周囲がガラガラで余裕があったけど、満員近くなると、ほとんど不快な感じになります。

試合前、結構空席

試合途中に満員御礼


 前屈みの姿勢のままゲームが始まりました。座席は8割方、埋まります。しかし、この状態ではまずビールを買うのは無理。売り子さんに来てもらっても、何人もの人が狭い座席に立たねばならず、そこまで迷惑をかけるわけにもいかないでしょう。
 試合は広島の先発、プロ入り2年目の左腕、高橋昂也投手がぴりっとせず、ヤクルトが押し気味に試合を進めます。4回、ヤクルトが2点先行、ランナー2人を残してバレンティン。こういうときのバレンティンはホントよく打つ。たぶん、高橋は蛇ににらまれたカエル状態だったのでしょう。あっという間に、スタンドに運ばれ5-0。昨年もふた桁得点で負けたけど、どうも相性が悪いみたい。そのころ、満員御礼のアナウンス。ようやく一杯になったんだなあ。

ようやく生ビール、売り子さんから買うのは無理


 5回の表が終わったところで、トイレ休憩。ずっと前屈みの姿勢を続けるのはかなりのストレスです。お隣ももよおしていたのか、一緒に立ってくれました。トイレの帰り、売り子さんからの購入は無理と判断し、売店で生ビール。でも1杯750円はやっぱ高すぎるわ。
 ところが6回になって広島が反撃。エルドレッドがライトのポールぎりぎりにスリーランホームラン。松山もソロホームランであっという間に5-5に追いつきました。両隣、前後ろとも赤いユニフォームを着た赤ヘルファン。ウォーという声とともに立ち上がって大興奮です。広島ファンだけど、そこまではなあというのが正直な気持ち。

「同僚倒れる」の知らせ、野球どころではなくなった


 さーてという、そのとき、スマホに電話。仲の良い同僚が旅先で倒れドクターヘリで運ばれたという連絡でした。こちらにできることは何もなく、残念ながら、試合をぼーっと眺めているだけでした。同点に追いつき、これからとは思ったものの気もそぞろ。頭に何も入ってこず、うつろに何かを眺めるというのはこういうことかもしれません。
 ヤクルトは負けパターンで出てきた広島のリリーフ陣から3点を取り、8-5で勝ちました。4回で8安打を打たれるなど、序盤からへろへろの高橋を続投させ、同点でも負けパターンのピッチャーをつぎ込んだのは、広島の首脳陣に何かの意図があったのかなとも感じます。4連勝の余裕だったのかも。
 9回表、広島の最後のバッターがアウトになると、さっさと球場を出ました。会社の担当者に電話すると、家族と連絡が取れず詳しい容態はわかっていないとのこと。カープ敗退に同僚の容態。経験がないほどの足の重さを感じました。前屈みの姿勢で足が鬱屈したのかもしれませんけど。

 ちなみに同僚は一命をとりとめ、翌日に意識を取り戻しました。よかったよかった。
 

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