2018年1月26日金曜日

桃ジャムってこんなに美味しくなるんだあ 初めての挑戦で成功 

 写真を撮っておけばよかったと少々、後悔しているのが桃ジャム作りでした。昨年夏、思わぬことからたくさんの桃をゲットし、急遽、作ったんです。これが美味しいのなんのって。完成したジャムだけ画像をお届けしますが、皆さんもチャンスがあれば、チャレンジしてみたら?ホントに簡単。トータル2時間ほどでできました。

 きっかけは山梨県甲州市の内田フルーツ農園に桃を買いにいったことでした。こちらにはドライブがてらで夏場1度ぐらい桃やブドウを買いに出かけています。往復高速料金を考えると、ずいぶん高価な桃を食べることになるんですけどね。テレビの取材を受けるぐらい結構、有名な農園で、ブドウのシーズンが始まる前はいい香りの美味しそうな桃が店先に並びます。


傷物の桃をタダでゲット


 丸々と実った白鳳6個入り2500円を買ったのですが、何度か来たことがあると伝えると1割引の2250円になりました。ふと足下を見ると、「ジャム用にどうぞ」と書かれた段ボール箱の中に、少し傷んだ小さめの桃が入ってました。「これでジャム作れるの?」と聞くと、「煮るだけだから」と言われ、残っていた計9個を袋の詰めてもらいました。それにお土産と、傷が付いた桃3個ももらっちゃいました。直売店や道の駅では決して経験できない農園ならではサービス。とはいうものの、桃のジャムなんぞ作った経験はありません。帰る途中、スマホでレシピを検索。砂糖とレモンがあればいいみたいと分かりました。

小さめ5個で800グラム


 夕食後、早速料理開始です。結構、傷んでいるのでこれ以上は放置できないと判断しました。熟した桃なので、皮むきは簡単です。十字に包丁で切れ目を入れ、上下互い違いにひねるだけ。それだけで種は離れ、皮もほとんどむけちゃいます。といっても、私にこの技術はなく、我が家の桃皮むき天才が2、3分で計5個をむいてボールの中に入れました。
 このままでは、形が残りすぎると思って、2センチ角ぐらいに刻みます。重さを量ると800グラムほどありました。小さめ桃1個で果肉160グラムってところですかね。レシピには砂糖30-50%と書いてあります。鍋に移した桃に300グラムほどの砂糖をまぶし、しばらくなじませました。いちごジャムを作るときも同様ですが、砂糖を入れて放置すると、どんどん水が出てきてスープ状になりました。40分ほどこの状態。

砂糖、レモン汁で40分煮込み


 鍋を火にかけ、強火で沸騰させます。あくが出てくるので、何度もすくい出し、スープを透明にします。次はレモンです。レシピでは果肉1キロで50-70CC。レモン1個を絞ると40CCほど取れました。これで十分でしょう。ちょっとずつ、桃に混ぜていきます。後は焦げないように火を弱くし、桃の塊を適当につぶしながらかき混ぜていきます。そんなにこまめにやらなくても、ジャムっぽく見えてきました。味見をすると、レモンの香りと砂糖で味がたった感じもしますが、完成すればおさまると思って無視しました。
 約40分、頃合いを見計らって火を止めます。色はベージュっぽいです。あまり煮詰めすぎると硬くなるので、ほどほどの度合い。結構、果肉がそのままの状態で残っています。 
 冷める前にガラス瓶保存です。煮始めると同時にガラス瓶を煮沸しておきましたが、自分の熱ですでに乾いていました。おたまで瓶の中にちょっとずつ流し込みます。トータルで450CCほどできていました。桃5個だとこれぐらいなんですねえ。ビンが熱くなるので注意が必要でした。冷蔵庫に入れるわけにはいかないので、一晩、そのまま寝かせました。

トーストにぴったり、来年も作りたい


 翌朝、トーストに塗ると、これが美味しいのです。甘さもちょうどぴったり。砂糖の甘さだけでなく桃の香り、甘さも感じることができるのです。ふつーに桃を買えば小さくても5個で1000円以上。ジャムなどにするのはもったいないし、市販の桃ジャムも値段はかなりの高さ。その点、今回は桃はもらった物で、ほとんどコストゼロ。それでいてこの美味しさなのです。久々に満足した思いいっぱいです。来年以降も、タダの桃ゲットという幸運はやってこないかなあ。

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