2018年1月19日金曜日

快晴の冬の一日、富士山を求めドライブ

 関東南部は12月から1月にかけ、びっくりするぐらい美しい青空になることがある。この時期、生まれ育ったり、転勤で住んだことがある西日本各地は、案外、快晴の日が少なく、朝、晴れていても午後からあっという間に曇ってしまうことも多い。そんな関東南部の快晴の日にドライブした際に見えた美しい富士山をレポート。真っ青な空に白い頂の富士山は本当にきれいだ。

東名足柄サービスエリアで最初の冨士


 東名高速を下っていくと、富士山を真っ正面で見られるところも多い。といって車を停めるわけにもいかない。そこで第1のスポットになるのが下りの足柄サービスエリア。駐車場からでも、見事な冨士が見える。このSAに2階に展望台も設けられており、撮影スポットの1つだ。雪はナイフで生クリームをなでつけたようだ。


東名足柄サービスエリアから

ニュースポット道の駅「伊豆ゲートウエイ函南」、南アルプスくっきり


 御殿場から新東名に入る。あまり大きな声では言えないが、120キロ出してもまったく早さを感じない気持ちのいいドライブ。富士山はほとんど見えないが。ほどなく長泉沼津インターから伊豆縦貫道に入り、道の駅「伊豆ゲートウエイ函南」に到着する。ふと見上げると、雄大な富士山が見えた。当然ながら、眺望をすごく意識して作られているようで、建物の2階部分が富士山の見える通路になっている。
 通路は国道136号にかかる陸橋につながっているが、実はこちらが最高の眺望スポット。前方に邪魔なく富士山が丸ごと見える。ただし、宝永大噴火の火口が真正面から見え、少し寂しくもある。目をやや左に向けると、なんと雪をいただいた南アルプスの3000メートル級の山々が見える。山梨側から見たことがあるが、静岡側も見えるんだとびっくり。



道の駅函南から

伊豆スカイラインも続々富士山スポット、宝永大噴火跡は気になるけど


 函南から韮山を通り、富士見パークウエイを通り、伊豆スカイラインの韮山峠入口から熱海に向かう。左手にずっと富士山が見えており、パーキングのある「池の向」で車を停め、しばし富士山を眺める。この場所も、宝永大噴火跡がぱっくり。標高707メートルもあり、駿河湾が一望だ。
 伊豆スカイラインをさらに進む。パーキングのある「西丹那」では、「池の向」に比べ、さらに冨士が近く見える。見える方向が同じで宝永大噴火跡は変わらないが。
 以前、御殿場から、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイライン、箱根ターンパイクと冨士の眺望を求めてドライブしたが、伊豆スカイラインもなかなかのものだ。季節が限られるけど。2月に入ると、曇りが増え、これだけの眺望が望める日は少なくなる。それが南関東の春の訪れでもある。

伊豆スカイライン 池の向



伊豆スカイライン西丹那

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